アメリカの夜のあらすじ・作品解説
フランソワ・トリュフォー監督による映画、アメリカの夜は「パメラを紹介します」という一本の映画の撮影開始から完成するまでの波乱に満ちた撮影現場を舞台にした作品である。本作でフランソワ・トリュフォー監督は、監督役としても出演している。 「パメラを紹介します」の撮影は開始当初から波乱に満ちていた。ノイローゼ気味のハリウッドの大女優、妊娠がバレてしまった新人女優、更には気難しい男優に問題のある撮影スタッフという面々である。問題しかないスタッフと出演者に撮影は進むはずもなく、開始から進展しないことに監督は苦悩する。 撮影が出来る期間も限られている中で、監督は夜のシーンを昼間に撮るという映画のタイトルにもなった撮影手法などを駆使する。 映画の中で映画を作るという斬新さに注目が集まり、またフランソワ・トリュフォー監督によるの真実の嘆きかのように捉えることも出来る本作は撮影の裏側を垣間見ることが出来る作品である。
アメリカの夜の評価
アメリカの夜の感想
これはトリュフォー監督による、映画についての映画です
映画作りの内幕を描いているフランソワ・トリュフォー監督の、映画についての映画です。題名にもなっている”アメリカの夜”は、昼間なのにあたかも夜のような撮影をしてしまうという、映像の手法を表しています。そんなところからも映画作りの楽しさや苦悩が、具体的なエピソードとして、映画の中で語られてゆきます。映画の中での映画監督をフランソワ・トリュフォー自身が演じているのはもちろんのこと、女優役のジャクリーン・ビセットをはじめ、ジャン=ピエール・レオも共演しています。特にジャクリーン・ビセットは、これまでのどの映画にもまして魅力的で、美しい。映画作りの内幕を楽しみながら、主演するスター達の演技をぜひ楽しんでください。
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