ミストのあらすじ・作品解説
ミストとは2007年、スティーブンキング原作小説「霧」を元に製作されたSFホラー映画である、作中ショッキングな表現も多くありR15指定となっている。主演はトーマス・ジェーン、監督はフランク・ダラボンである。 激しい嵐の翌日、湖のほとりの家に住む主人公のデヴィットは自身のボート小屋が壊れているのを発見する。デヴィットは8歳の息子ビリーと共に車で近所のスーパーマーケットへ向かう。買い物の途中、外から鼻血を出した一人の男が店内に入り「霧の中に何かがいる」と店内で叫んだ。その直後スーパーの周りを白い霧が立ち込める、霧が一向に晴れぬ中外の様子を数名で確認するが霧の中から何かに体を引きずられていく。その姿を見てからスーパーの中の人々が段々と正常な判断能力を失い、様々な変化が表れより混乱を極めてゆく。ここまでは原作小説とほぼ同じ流れだがエンディングに関しては小説とは違い、監督が別のエンディングを用意している。
ミストの評価
ミストの感想
「トラウマ必至のラスト15分」の実態は
「トラウマ映画」「後味が悪い映画」の代名詞『ミスト』はホラーの巨匠スティーヴン・キングの『霧』を題材にしたパニックホラー映画である。スティーヴン・キングについては、もはや説明は不要であろう。『キャリー』『シャイニング』『グリーン・マイル』などなど、日本でも数多く知られる映画作品の原作者でもある。日本の著名な作家・漫画家もキングの作品に影響を受けていると公言しており、日本のサブカルチャーにおいても多大なる影響力を持つ人物といえるだろう。そのキング原作の『霧』に、監督であり脚本家でもあるフランク・ダラボンが脚色し造り上げた作品。それがこの『ミスト』である。キングの『霧』とダラボンの『ミスト』。この両者をことさらに取り上げたのは、やはり二つの結末が大きく違っていることによる(ちなみに『ミスト』を観て、これからキングの『霧』を読もうと思っている読者がいらっしゃったら、以降はネタバレになるので注...この感想を読む
衝撃のラスト
「賛否両論の映画」の代名詞のような一作です。スティーブン・キング原作、フランク・ダラボン監督のホラー映画ということで、すでにお膳立てはバッチリ。映画の内容は、霧に包まれたショッピングモールで謎の生物の脅威におびえ続けるというものですが、肝心なのはやはりラストシーン。極限状態の中での行動で、何が正しく、何が過ちなのか、本当によく考えさせてくれる素晴らしい最後だったと思います。「ミスト」を批判する方は、このラストの後味の悪さをもって「スティーブン・キングの映像化に失敗した」と評価しますが、私としてはこのラストを加えたことで、キングの原作を「完成させた」とさえ思います。なにより、キング自身がそう評価しているからです。確かに、ラストシーンを除けば平凡なパニックムービーという評価も妥当かもしれませんが……。 とにかく、私はあのラストシーンに非常に感銘を受けました。映画、原作共に、このラストがなく...この感想を読む
なんか残念・・・
これ、原作がめちゃめちゃ面白かったので、映画化したときはめちゃめちゃ嬉しくて楽しみにしていたのですが・・・ なんか非常に残念でした。 ラストも、原作と全然違うし。ていうかああしちゃったら全く別物の話になっちゃうでしょ~っていいたくなります。 ストーリー的には、まあまあ原作にのっとって、変異した虫?たちも怖いし気持ち悪さもでてるんだけど、なんか地味というか、忘れられない恐怖ではなかったなあ。 やっぱり、キングの映像化って難しいんですかね~ 小説読んで、想像してた時のほうが100倍怖かった気がする。 映画だと、なんかどっかハッピーエンドで終わらせなきゃいけない感じがして、そこが面白さ半減させてるんですよね。 子どもだろうが大人だろうが、心底恐怖に陥れるキング作品の魅力がなかなか出てなくて残念でした。ただ、ネタ的には一度観てみてもいいかもしれません。
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