人類が作り出してしまったゾンビが最高に怖い
日本のゲームを原作に制作された近未来を舞台にした映画です。その名のとおり、研究所から漏れ出たウィルスに感染することで、その人は死後、ゾンビとして動き回るようになってしまいます。そして、本能のままに人を襲い、食らうという恐怖、パニックな物語です。それに立ち向かうのは、研究所の緊急対策チームと、記憶をなくした男女です。 コンピュータにより職員が死に絶えた後も機能し続ける防衛システム、そして、ゾンビとなった元職員たちの襲撃により、軍人のように訓練されたはずの緊急対策チームでさえ、次々と命を落としいく中、少しずつ記憶を取り戻した男女が、力を合わせて難局を乗り切っていきます。 とにかく、ゾンビが怖いです。生理的に受け付けない怖さです。ただ、それを作り出してしまったのは人間だと思うと、本当に怖いのは人間の欲望だなと思ったりします。原子力しかり、分解されない化学物質しかり、制御しきれないものをどんどん生み出していく人間の欲望こそが、最強の怨霊かもしれません。
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