伝説の始まり
連載開始から高い評価を集め、マンガだけでなくアニメや実写映画と様々な分野において大人気作品となったDEATH NOTE、その伝説の始まりである第一巻です。 そもそも名前を書いた相手が死ぬというデスノート、その発想自体はまるでドラえもんの秘密道具の様に安直なもので子どもでも思いつきそうなアイデアです。しかしながら、大場先生の高いストーリー性と小畑先生の優れた画力で当たり前のアイデアがまるで唯一無比の存在の様に素晴らしい作品に仕上がっています。 この巻においては月がデスノートを拾い、実際に使用しリュークと出会う。そしてLがキラの存在を予見し宣戦布告するという内容になっています。デスノートの異能さは今さら言う必要もないですが、本来キラによる殺人ということすら定かではないはずの事件をキラによるものだと断定出来るLの頭脳も凄まじいものであり、Lというライバルがいてこその月、及びデスノートだったのだと感じます。
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