延長戦に入りましたのあらすじ/作品解説

理解が深まる小説レビューサイト

小説レビュー数 3,368件

延長戦に入りました

3.503.50
文章力
3.50
ストーリー
3.50
キャラクター
3.00
設定
3.00
演出
3.00
感想数
1
読んだ人
1

延長戦に入りましたの評価

総合評価
3.503.50
(1件)
文章力
3.503.50
ストーリー
3.503.50
キャラクター
3.003.00
設定
3.003.00
演出
3.003.00

評価分布をもっと見る

延長戦に入りましたの感想

投稿する

ふとニヤけてしまうエッセイ集

電車の中では読まないほうがいいかもしれない奥田英朗のエッセイは他の作品も読んだことがある。確かに所々ふっと笑ってしまう描写はあったけれども、これほどではなかった。笑いをこらえようとしても唇の端がふとあがってしまうような、変な顔についついなってしまう。奥田英朗自身は多分読み手を笑わせてやろうとは思っていないと思う。至って真面目に思っていることを書き、どうしてそうなるのか奥田英朗なりに分析しているのだけど、そこに興味持つんだ!という驚きとその着眼点のセンスのよさに、ついつい引き込まれてしまうのだ。このエッセイの種類としては、なんということもないことでも話の面白い人が話すと面白くなるといった技術的なものではなく、分かる人には分かりすぎるほど分かってにやついてしまうという種類になるかと思う。かといっていわゆる“あるある”的な話ではないため(あくまで奥田英朗自身の経験と感覚から生まれた話なので)...この感想を読む

3.53.5
  • miyayokomiyayoko
  • 84view
  • 3172文字
PICKUP

延長戦に入りましたに関連するタグ

延長戦に入りましたを読んだ人はこんな小説も読んでいます

延長戦に入りましたが好きな人におすすめの小説

ページの先頭へ