そして生活はつづくのあらすじ/作品解説

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そして生活はつづく

5.005.00
文章力
4.67
ストーリー
5.00
キャラクター
4.67
設定
4.33
演出
4.17
感想数
4
読んだ人
7

そして生活はつづくのあらすじ・作品解説

そして生活はつづくは、俳優や音楽家など多彩な分野で活躍している星野源が始めて綴ったエッセイ作品である。このエッセイ作品は、マガジンハウスのPR誌である「ウフ.」に連載されたもので、単行本版と文庫版が刊行されており、単行本版はマガジンハウスから刊行され、文庫版は文芸春秋から刊行されている。単行本版には、漫画家小田扉の書き下ろし漫画が収録されており、また文庫版には巻末に俳優きたろうとのスペシャル対談の模様が収録されている。 この作品は、作者星野源の日常生活の出来事を格好つけることなく、駄目な部分を駄目なまま自虐的に、そして時折少しの下ネタを混じらせながら綴ったエッセイ作品である。また、子供の頃の思い出なども絡めながら綴られている。そして、このエッセイには作者が仕事で失敗したときに、事務所の社長に自分を全否定するようなことを言われてショックを受け、小学生時代を過ごした場所に行って過去の自分を振り返ろうとする場面がある。そこでは、小学生時代に受けていたいじめのことに関してふれている。

そして生活はつづくの評価

総合評価
5.005.00
(4件)
文章力
4.674.67
ストーリー
5.005.00
キャラクター
4.674.67
設定
4.334.33
演出
4.174.17

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そして生活はつづくの感想

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最初の章から衝撃的

携帯料金を忘れても、部屋があれ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいていく。ならば、そんな素晴らしくない日常をつまらない生活をおもしろがろう!生活のつまらない中に面白さをみつけようという星野源のアイディア。この本を読むきっかけは、彼自身のファンになったからです。読んでみると、まるで自分だ。似ていると共感できるのです。本当の話なの?えー!と思ったりしました。ですが本当の事でした。この世の日常生活がつまらない。何をやってもうまくいかないことが、沢山あります。私はこの、星野源さんに助けられました。彼は携帯料金の支払い書を「明日支払おう」と考え、彼は覚えておくため靴に入れたことをすっかり忘れてしまい、翌朝必死で散らかった部屋を探す。と言うシーンは、私と似ているのです。私もお恥ずかしながら、置いた場所をすぐ忘れてしまいます。実は私も片付けができない。と言うか...この感想を読む

5.05.0
  • みゃあ源ちゃんみゃあ源ちゃん
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  • 1951文字
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