君んちでいらないものは僕んちでもいらない
桜井和央
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漫画レビュー数 3,136件
プリンシパルは、集英社のcookieに2010年11月号から2013年9月号まで連載されていた日本の漫画である。単行本は全7巻発売されている。 主人公の住友糸麻は高校1年生。母の4度目の再婚相手とうまくいかず入ったばかりの女子高でもクラスメートに無視され、母の計らいで実父のいる北海道へと転校する。そこで女子生徒の人気の高い二人、和央とその幼馴染の弦と出会う。二人と仲良くするとハブられまた居場所をなくしてしまうと不安になる糸麻だが、これまでの自分と決別したい思いと、魅力的な二人に惹かれて友達になっていく物語である。 いくえみ綾の漫画の登場人物はどのキャラクターも魅力的であるが、特に男性キャラクターはいくえみ男子と呼ばれ、他の少女マンガの王子様系のイケメンではなく現実にいそうな外見とゆるさが魅力のキャラクターが描かれていて、この和央と弦も対照的なキャラクターでありながらどちらも魅力的に描かれている。
まさかのヒロイン部外者糸真は実の両親が離婚し、母親に引き取られて東京で暮らしていたが、度重なる再婚、女子校でのいざこざに、どことなく家に居づらくなってしまった。そのため仕方なく札幌の父親のほうに引き取られて、札幌で新しいスタートを切ります。とにかくハブられたくはない。安全に、落ち着いて暮らしたい。そう思っていたけど、ご近所だった和央や弦と仲良くしてしまったばっかりに、またもや落ち着いてはいられない展開になっていく…ヒロインである糸真が、最後の最後まで居場所がないんです。これは少女漫画としては珍しいですよね。まさか離婚して独り身だった父親すらも、和央の母親に一目ぼれして結婚するなんて…和央と付き合うのかと思っていたら姉弟になり、ちゃんと仲良く家族を始める。一つ屋根の下で深まる愛っていうのがよくある話だけど、この物語においては完全に家族。独り身だった者同士、夫婦になっていくのがとても微笑ま...この感想を読む
分析しまくってたらいつの間にかはじかれてる糸真はどうしようもない奴だった。これは間違いないことである。人からハブられたり、自分の居場所がなくなることはもちろん悲しいことだ。逃げて逃げて逃げまくって、和央にも弦にも迷惑かけまくった。お父さんの再婚だって、どっかで認められない気持ちがあって、和央と弓ちゃんのことだって、自分の癒しがとられたような気持ちになる。自分が一番じゃない悲しみばかりが感じられてしまう糸真。言いたいことを言うだけの勇気があるくせに、傷つくのは怖くて…人の事を考えているようで、自分の事しか考えてない。そんなんじゃ、人は離れていくんだよ。それでも優しく包んでくれた人がいる。糸真は自分と向き合って、家族になった和央を受け入れるのだ。そもそも、和央に抱いていた感情が恋だったのかもわからない。初めて自分の居場所だと思えた場所が、そうだったと錯覚させていただけかもしれないのだ。もち...この感想を読む
黒王子と白王子高校生らしい恋愛漫画です。王道な設定で、人気の高い男の子が学校に2人います。そしてひょんなことから転校してきた主人公が好きになってしまい、主人公を取り合うわけではないのですが、淡い恋心を抱きます。とても読みやすく、絵のタッチも今風というか、ポップに描かれて最近のいくえみ先生の乙女感がだいぶ強いなあと思いました。そしてずいぶんと人気を博したらしいですね、黒王子こと和央と白王子こと弦。私は完全に和央派です。可愛らしい外見で、雰囲気も柔らかくて、でもなよっとしていないロールキャベツ男子。相手をよく見てそのときに一番適した言葉をかけてくれます。私は結構彼に癒されました。弓ちゃんと末長く幸せでいてほしいです。世界に弓ちゃんしか女がいないなんて、そんな風に私も言われてみたい。意志が強くて決してブレない姿勢に男らしさを感じました。弦は小さい頃に知り合った和央を女の子だと思い、小さな恋をし...この感想を読む
桜井和央
クラスメイトの女の子が、貧乏な和央のためにと家でいらない食材を持ってきたときの台詞。
住友糸真
学校のアイドルのような扱いの男子2人を好きになった子がいたことを知ったときの台詞。
舘林弓
年下の恋人に、これからの付き合いのことが不安だ(年が離れているから)と言われたときの台詞。