ホットギミックのあらすじ・作品解説
「ホットギミック」はBetsucomi(小学館)にて2000年から2005年まで掲載された相原実貴による漫画である。単行本は全12巻からなり英語版も出版されている。また、2004年にドラマCDが発売されている。 物語の中心は女子高生の成田初(なりたはつ)。彼女は社宅に住んでいるのだが、そこは常務の妻橘夫人が女王のごとく君臨し社宅での振る舞いは会社の階級によって影響されている。初の妹、茜が「妊娠したかもしれない」と言うので初は妊娠検査薬を買いに行くのだが、それを橘家の息子である亮輝に見られ黙っている代わりに都合のいい「奴隷」として扱われることになる初。初と亮輝の関係はどうなっていくのか、またこの後登場する転校して戻ってきた幼馴染の梓、亮輝の友達であるすばる、初の義兄である凌たちとのめまぐるしく変わっていく関係性とそれぞれの思いが渦巻く部分がこの作品の見所である。若い読者よりもやや成人向けなテーマが描かれている。
ホットギミックの評価
ホットギミックの感想
凌を想うと胸張り裂けそうなレベル
自分に自信がなさすぎる初複数人からモッテモテの女の子ってまさに夢。どの少女漫画でもそうだから、もはや多くの男に好かれたいっていうのは女の欲望なんじゃないだろうか。ただ、初のようにはなりたくないよね…亮輝には奴隷にされ、梓には強姦未遂やられ…唯一の心のよりどころはお兄ちゃんだったのに好きだと言われ…あぁ、なぜこうもかわいそうなことに。すべては初の父親と、亮輝の父親が不倫を隠すためになんやかんやとやったせいじゃない。そんなことしなかったら、梓は純粋に初を愛したはず。亮輝はもうどうしようもないいじめっ子だったし、けちょんけちょんにして梓と凌の一騎打ちでよかったのに…後半は亮輝と凌の戦いだった。初が選んだのは亮輝で、最初に出てきた男が強引だろうが奥手だろうがもってっちゃうんだよなー…少しはひっくり返してくれてもよかったのに!結局は初が強引な男が好きだったからだろうよ。ちょっと優しいところ見せら...この感想を読む
ドロドロとわけわからん人間模様
初のうじうじさが受け付けないかも亮輝、梓、凌、(すばる)…いったい何人の男に好かれているの?困った奴だよほんとに。初が選ぶのはいったい誰?というのがテーマになっている気がするんですが、結局亮輝ですよ。物語の最初に出てくる男ですよ…!!最初は、絶対梓がいいと思ってました。なのに、梓は初を復讐のために利用しようしただけだった…すばるも茜ちゃんに流れていったし、結局は凌と亮輝の一騎打ち。亮輝なんて…いいとこないよ!勉強ばっかり・童貞・人への気遣い知らずだよ!なのになんで選んじゃうかな~初はうじうじする子だから、強引なほうがいいってこと?奴隷だっていってるときに、愛が全然ないんだよね、亮輝は。初は優しくしてくれりゃー誰でもいいの?という感じ。悪い人ではなさそう…ってそんな甘い考えしてるからホイホイ悪い奴らにひっかけられるんだって!もしかしたら、女子なんてこんなもんなのかもしれないっていうのはあ...この感想を読む
はつみのちいさいころ
社宅ってこんなに大変なのかな・・派閥とかって本当にあるのかな・・・と思いながらこのまんがをよんでいます。2巻では、小さいころの初(はつみ)の回想からお話がはじまります。小さい頃からまったくかわらず、気が弱くてすぐみんなにいじわるされてしまう初。そんな初を梓が助けてくれるというのが回想のお話です。あずさもこのときは、いいこだったみたいですね。2巻では、そんな梓と数年ぶりに再会し、梓に突然彼女だと宣言され、梓と付き合うことになるというのがお話のメインになっています。梓はモデルの仕事をしてるイケメンなんだけど、いかにも裏がありそう。次回もたのしみです。