まぼろしのペンフレンドの評価
まぼろしのペンフレンドの感想
送られてきた奇妙な手紙
とあるサラリーマン家庭の兄弟。弟はまだ中学生だが、遠方の人と文通をしてみようと思って申し込んでいたのだが、そこから来た返事が奇妙だった。角ばった文字で一方的にあれこれ教えてくれと書いてあり、なんと謝礼で一万円札まで同封されていたのだ。気味が悪いので、返送したのだが、なんと宛先不明で帰ってくる。こっちの手紙は届くのにどういうわけだ?と謎に包まれる。そんな中、知り合いの生徒も同じような文通しているのも発見。それから主人公の周りに奇妙な現象が起こる。見知らぬ人に写真を撮られたり、自分そっくりの別人が現れたり。最終的に自分も拉致されそうになる。冒頭のペンフレンドの奇妙さが印象に残ってる作品で、それからはややSF冒険もの的な感じも出てきますが、最終的に謎が解明されて恐ろしい真実が明らかになります。ロボットの女の子なのに感情めいたものを持つ点が面白かったです。