なぞの転校生の評価
なぞの転校生の感想
あまりにも完璧すぎる転校生
名門進学中学校に在籍する主人公。それでもただのガリ勉ではなくて、スポーツも大好き、遊ぶのも好きというタイプだが、ある時隣の部屋に見知らぬ一家が引っ越してきてから事態が大きく変わっていく。知らぬ間に引っ越してきていると思ったら、エレベーターの暗闇を異常に恐れたり、美形で頭が良く、スポーツ万能にも関わらず、雨や飛行機の爆音を恐れたり・・中の良い女子生徒も間にはさんで一度は対立しそうになるも、ひょんなことが原因で彼を守る立場になり、衝撃の事実を知る。本作は小学校の頃に初めて読みましたがとても印象に残って今でも好きです。あまりごてごてと修飾文をのせずに、よみやすいです。当時の放射能の恐怖などが反映されてる部分もありますが、今読んでも面白いと思います。