赤いろうそくと人魚のあらすじ/作品解説

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赤いろうそくと人魚

5.005.00
文章力
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ストーリー
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演出
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赤いろうそくと人魚のあらすじ・作品解説

赤いろうそくと人魚は、1921年に東京朝日新聞に連載され、童話作家小川未明の出世作となった作品で、新潟県上越市の雁子浜に伝わる伝説がモチーフになっている。 ストーリーは、北の暗い海に棲んでいた身重の人魚が、生まれてくる子どもを、人間の住む楽しい街で暮らさせたいと願い、赤ん坊を神社で産み落とすところから始まる。赤ん坊は、ろうそく屋の優しい老夫婦に拾われ、美しい娘に成長する。娘は白いろうそくに赤い絵を描いて店を手伝うが、そのろうそくで神社にお参りをすると、漁に出て時化にあっても無事に戻って来られると評判になる。それを聞きつけた香具師が娘を買いたいと申し出、お金に目がくらんだ老夫婦が、娘を売ってしまう。娘の乗った船は転覆してしまい、その後、人が漁に出ると海は荒れ、人が死んでしまうようになり、ろうそく屋は廃業し、村が滅びてしまうのである。 人間の欲望や、母親の怨念が描かれている作品である。小川未明の最高傑作と言われるが、子ども向けではないとの批判もある。

赤いろうそくと人魚の評価

総合評価
5.005.00
(1件)
文章力
4.504.50
ストーリー
5.005.00
キャラクター
4.504.50
設定
5.005.00
演出
4.504.50

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