人間椅子のあらすじ/作品解説

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人間椅子

4.504.50
文章力
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ストーリー
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キャラクター
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設定
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演出
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人間椅子のあらすじ・作品解説

人間椅子は江戸川乱歩が1925年(大正14年)に大衆雑誌に発表した短編推理小説である。 江戸川乱歩は二銭銅貨で日本初の本格探偵小説の書き手として文壇にデビューしたが、大衆からは当時はあまり支持されずに、この作品のような幻想的・怪奇小説に分類できる変格ものと呼ばれる小説のほうが好まれていた。 作品のあらすじは、ある女流作家のもとに謎のファンレターが届くことから始まる。そのファンレターには、未知の相手である「私」の犯した罪悪の告白が書き込まれており、さらに日をおいて次の手紙が届くようになる。その手紙の内容は「私」の仕事は家具職人であり、自ら作った椅子に潜むことで言い知れぬ快楽に包まれているという告白文であった。 1997年4月19日に主人公役に清水美沙、2007年6月30日に主人公役に宮地真緒で映画公開された。テレビドラマとしても、1970年、1984年、1994年、2004年に、江戸川乱歩のシリーズ物の中でたびたび取り上げられている小説でもある。

人間椅子の評価

総合評価
4.504.50
(4件)
文章力
4.004.00
ストーリー
4.004.00
キャラクター
4.254.25
設定
4.504.50
演出
4.504.50

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