モニタールームのあらすじ/作品解説

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モニタールーム

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文章力
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ストーリー
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キャラクター
3.50
設定
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演出
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モニタールームのあらすじ・作品解説

モニタールームは山田悠介の小説。複数のモニターを見ているだけで月給100万円という仕事についた主人公が、この仕事に隠された謎に巻き込まれていくミステリー。 徳井正也は月給100万円の仕事を見つける。仕事の内容は刑務所で複数のモニターを監視し、一人の受刑者に食事を与えるだけというもの。だが、あるモニターに映し出された映像に正也は驚愕する。そこには4人の少年少女と一人の男性が生活する小さな村が映し出されていたが、その村は地雷が周囲を取り囲み、必要物資はヘリコプターで輸送されるという異常な環境に置かれていた。そして正也が食事を与える受刑者は、十数年前に交際相手を殺害して服役中の豊田聖子で、彼女の刑期はもうすぐ終わろうとしている。豊田にも地雷の村の様子は視聴可能な状態にしてあるのだが、正也は地雷の村に住む少年少女たちと豊田には接点があることに気づく。やがて彼は地雷の村、豊田、そしてモニターに仕組まれた謎を知ることになるのだった。

モニタールームの評価

総合評価
2.252.25
(2件)
文章力
4.004.00
ストーリー
2.002.00
キャラクター
3.503.50
設定
2.752.75
演出
3.003.00

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