ステップファザー・ステップのあらすじ/作品解説

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ステップファザー・ステップ

4.174.17
文章力
4.17
ストーリー
4.17
キャラクター
4.50
設定
4.00
演出
3.83
感想数
3
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ステップファザー・ステップのあらすじ・作品解説

ステップファザー・ステップは宮部みゆき作の7話からなる連作の短編小説集である。「小説現代」に発表された5話と書き下ろし2話からなり講談社から1993年単行本として刊行された。2005年には青い鳥文庫としても刊行された。 泥棒である「俺」が仕事先への侵入に失敗し、その「俺」を偶然助けた直(ただし)と哲(さとし)という中学生の双子とのかかわりを「俺」が語っていく体裁をとっている。最初は弱みを握られた俺と脅迫まがいに協力を要請する中学生ながら頭の切れる底の知れない双子という関係から始まり「俺」の困惑が書かれている。しかし両親が別々に駆け落ちしてしまい双子だけで暮らす中で起きる小さな事件やエピソードを積み重ねながら徐々に打ち解けていき本当の父子のようになっていく3人の様子が描かれている。 読者の人気も高く、2012年1月よりTBSテレビ系列で連続ドラマとして11話放送された。主演の「俺」は上川隆也で双子たちは中学生から小学4年生に設定変更されている。

ステップファザー・ステップの評価

総合評価
4.174.17
(3件)
文章力
4.174.17
ストーリー
4.174.17
キャラクター
4.504.50
設定
4.004.00
演出
3.833.83

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ステップファザー・ステップの感想

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ステップファザー・ステップの登場キャラクター

泥棒

ステップファザー・ステップの名言

だが、男も女も、誰でも必ず一度は子供であったことはあるもので、だから子供には残酷な仕打ちをすることができないのだ。

泥棒

主人公が擬似親子を演じていた双子の子供に対して、慣れ合いすぎると別れが辛くなると考えて距離を置こうとするも、突き放すことが出来ず葛藤する場面。

心配してくれる人がいれば、鼻風邪にかかることだって、楽しい。

泥棒

今まで一人だった泥棒に、心配してくれる人が出来て思った言葉

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