舟を編むの感想/考察/ネタバレ

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小説レビュー数 3,368件

舟を編む

4.704.70
文章力
4.38
ストーリー
4.50
キャラクター
4.38
設定
4.63
演出
4.38
感想数
5
読んだ人
32

舟を編むの感想一覧

三浦 しをんによる小説「舟を編む」についての感想が5件掲載中です。実際に小説を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。

三浦しをんの本屋大賞受賞作品

三浦しをんの名を一気に押し上げた、本屋大賞受賞作『舟を編む』は、一躍作家・三浦しをんの名を世に広めた作品であろう。もっと詳しく語るなら、それまではちょっとした文学好きやライト層に名を知られていた三浦しをんの存在を、「本を普段読まない層」にまで認知させた作品なのである。この作品は本屋大賞を受賞するに至り、舞台化された名作『風が強く吹いている』や直木賞受賞作の『まほろ駅前多田便利軒』と並び、三浦しをんの代表作とされている。そもそも本屋大賞は、どういった立ち位置にあるのか。そもそも文芸書というものには、さまざまな賞が存在しているのは誰もが知っているだろう。芥川、直木賞はもとより、山本周五郎賞や山田風太郎賞など、角川ホラー大賞にアガサ・クリスティー賞など、挙げればキリがないほどだ。そのなかで、2004年という近年に設立された本屋大賞は、「書店員が選んだ面白い本」がもととなっている。つまり選考委...この感想を読む

3.53.5
  • すらりすらり
  • 222view
  • 2175文字

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