最果てアーケードのあらすじ/作品解説

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最果てアーケード

4.004.00
文章力
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ストーリー
4.00
キャラクター
3.50
設定
3.00
演出
3.50
感想数
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最果てアーケードの評価

総合評価
4.004.00
(1件)
文章力
5.005.00
ストーリー
4.004.00
キャラクター
3.503.50
設定
3.003.00
演出
3.503.50

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最果てアーケードの感想

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キモ・不気味無しで今回はすっきり、だけどちょっと不思議はアリ 小川洋子な世界!

噛むほどに味が出る、不思議な読み心地! 本書は2012年、小川洋子初めてのマンガ原作を、書き下ろし小説として再執筆して発行したものだ。マンガ誌はBE・LOVEという比較的対象年齢が高い女性向け雑誌。かの有名な「ちはやふる」も連載しており、35年を超える歴史ある雑誌だ。そんな雑誌ゆえか、小川洋子独特のキモさ、不気味さは皆無である。主人公の女性の振る舞いが繊細な部分もあり、どちらかと言えばセンシティブな側面もあるかもしれない。とは言え、小川特有の不思議な読み心地は全開で、いろんな解釈が楽しめる。噛めば噛むほど味が出る、というのはこういうタイプの作品を言うのだろう。 一つのネタで笑いと涙を取れる文章職人同年に発行されたエッセイ集「とにかく散歩いたしましょう」の中に、手芸を始めた、というネタがある。エッセイ上は趣味で始めたかのように書いてあるが、それが本作の遺髪専門の編み師というシリアスなお話...この感想を読む

4.04.0
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  • 3461文字
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