それからの評価/評判

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小説レビュー数 3,368件

それから

4.634.63
文章力
4.88
ストーリー
4.75
キャラクター
4.63
設定
4.63
演出
4.50
感想数
4
読んだ人
5

それからの評価

それからについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が4件掲載中です。

総合評価
4.634.63
(4件)
文章力
4.884.88
ストーリー
4.754.75
キャラクター
4.634.63
設定
4.634.63
演出
4.504.50

各項目の評価分布

総合評価

4.634.63
5.0
2
4.5-4.9
2
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

文章力

4.884.88
5.0
3
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

ストーリー

4.754.75
5.0
2
4.5-4.9
2
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

キャラクター

4.634.63
5.0
2
4.5-4.9
2
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

設定

4.634.63
5.0
2
4.5-4.9
2
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

演出

4.504.50
5.0
1
4.5-4.9
3
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
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2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

それからの感想

人間としての未知の倫理、モラルを求めて悪戦苦闘した作家・夏目漱石の「それから」

森鷗外の著作をしばらくぶりに読み終え、今度はかつて貪るように読んだ、森鷗外と並んで文豪と称される夏目漱石が無性に読みたくなり、初期の自然主義と対立した浪漫的な作風の「吾輩は猫である」「坊っちゃん」と学生時代の気分になって読み進み、この2作品ではどうしても消化不良の感じが拭えず、人間としての未知の倫理、モラルを求めて悪戦苦闘した「それから」、「門」、「行人」を再読しました。夏目漱石という作家は、「吾輩は猫である」から始まって、「明暗」に至る彼の文学的な軌跡を辿ってみると、道徳と言う言葉の示すような、何か身動きの取れない、固定的なものではなく、"倫理"とか"モラル"とでも言うような、自分自身で探し求める人間としての"在り様"を文学を通して、生涯追い求めた作家ではないかと思います。中学の英語教師である苦沙弥先生の家に住みついた捨て猫が、この家の家族や、そこに集まって来る"太平の逸民"と称されるインテリ...この感想を読む

5.05.0
  • dreamerdreamer
  • 187view
  • 2659文字
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