妖怪アパートの幽雅な日常のあらすじ/作品解説

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妖怪アパートの幽雅な日常

4.634.63
文章力
4.63
ストーリー
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キャラクター
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設定
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演出
4.38
感想数
4
読んだ人
8

妖怪アパートの幽雅な日常のあらすじ・作品解説

『妖怪アパートの幽雅な日常』は、香月日輪による全10巻の小説作品で、講談社YA!ENTERTAINMENTから刊行されている。2004年には、第51回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞された。 この作品は、高校生の稲葉夕士が主人公である。彼は中学1年のときに交通事故で両親を亡くし、中学3年間を折り合いの悪い伯父の家で過ごす。高校進学を機に学生寮での一人暮らしを決意するが、入寮するはずだった寮は全焼し、仕方なく家賃が格安だったアパート「寿壮」の一室を借りることになった。しかしこのアパートの住人は、霊能者や妖怪、幽霊といった者ばかりだった。主人公は戸惑いながらも住人たちと生活を共にし、彼らとの交流の中で色々なことを学び成長していく。 番外編としては、『妖怪アパートの優雅な食卓るり子さんのお料理日記』や『妖怪アパートの幽雅な人々妖アパミニガイド』などがある。2008年からは文庫版シリーズが刊行され、2011年からは深山和香によって漫画化もされた。

妖怪アパートの幽雅な日常の評価

総合評価
4.634.63
(4件)
文章力
4.634.63
ストーリー
4.634.63
キャラクター
4.884.88
設定
4.634.63
演出
4.384.38

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妖怪アパートの幽雅な日常の感想

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青春時代のバイブル

中二病さんにぴったりです。私がこの妖怪アパートの幽雅な日常を読了したのは、中学生の時、およそ5~6年前である。これを読んでいる方々には中二病という言葉があることはご存じだろうか。私は中学時代、まさにその中二病そのものだった。社会に対し自分の考える正義を貫こうとあがき、もがく…もっと簡単に言えば、面倒な痛い子供だ。そんな私にピッタリな作品だったと思う。まず、主人公の夕士という少年のキャラクター。とてもいい設定だ。両親を早くに亡くし、親戚の家に世話になっていたが、一刻も早く自立するため、寮付きの高校へ進学。しかしその寮も火事となり、アパートを探していたところ寿荘を見つけるがそこはいわくつきの物件だった。今考えてみると、とんでもなく波乱万丈な、というより不幸に見舞われすぎな少年である。だが主人公が何もかも恵まれていてただ敵とみなすものを倒していくだけでは中二病の心はくすぐられない。この不幸さ...この感想を読む

5.05.0
  • StflStfl
  • 340view
  • 1818文字
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現実と隣り合わせの非現実。日常の中に潜む非日常、とでも申しましょうか?中学一年生の春、両親を一度に亡くしてしまった主人公、稲葉夕士の成長を描いた物語。というと、なんとも平凡に聞こえてしまいますが、両親を亡くしてからお世話になっていた伯父夫婦。悪い人ではないけれど、大変な負担を二人にかけていると感じ、遠慮のある伯父の家を出るべく、寮のある条東商業高校にみごと合格した夕士でした。 ところが、その寮が火事で全焼してしまう。 やっと伯父の家を出られると思っていた矢先のことだったので目の前が真っ暗になってしまう。寮が新しく建て直るのにたった半年を待てずに探し出したのが古い洋風建築の二階建てアパート『寿荘』。 そして、夕士が入居したアパートは通称『妖怪アパート』と呼ばれ、そこは物の怪たちの巣窟だったのです。とてつもなく美味しいご飯を作ってくれるのは、手首だけの賄さん。夕士の常識という常識、知識という知...この感想を読む

4.54.5
  • べに鯨べに鯨
  • 112view
  • 529文字

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妖怪アパートの幽雅な日常の登場キャラクター

深瀬明

よみがな:ふかせあきら 年齢(作品時):自称48歳 性別:男 住まい:妖怪アパートの103号室 性格:頼れる兄貴分という感じ 特徴:相当な場数を潜っていると窺わせるほど喧嘩が強く、本人も好戦的。 愛犬:「シガー」は狼の血が混じった大型犬 外見:暴走族の頭(ヘッド)にしか見えない 年齢よりも:若く見える 職業:画...

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妖怪アパートの幽雅な日常の名言

君の人生は長く、世界は果てしなく広い。肩の力を抜いていこう

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今の若いヤツに一つ欠けてるものがある。 ”覚悟”さ。

深瀬明

アパートを家出した夕士がアパートの住人にどうやって悩みを解決してきたのか尋ねた時の深瀬の言葉

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