地獄堂霊界通信のあらすじ/作品解説

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地獄堂霊界通信

4.174.17
文章力
3.83
ストーリー
4.17
キャラクター
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設定
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演出
4.00
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3
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地獄堂霊界通信のあらすじ・作品解説

地獄堂霊界通信はポプラ社によって刊行された香月日輪による作品である。 1995年には「ワルガキ、幽霊にびびる!」で第27回日本児童文学者協会新人賞を受賞している。2008年11月にはみもりにより「good!アフタヌーン」にて漫画化もされており、同年12月には装丁等を変えて小説が出版されたがイラストが前嶋昭人からみもりに変更されている。 この作品は、上院町に住む小学5年生のてっちゃん(金森てつし)、リョーチン(新島良次)、椎名(椎名裕介)の三人悪が町はずれで薬屋「極楽堂」通称、地獄堂におつかいを頼まれた女の子の代わりに傷薬を買いに行く。そこで店主のおやじにひとつの噂話「ふたつ池には幽霊がでる」という真偽を尋ねたこと、その事件を解決したことをきっかけにして三人は自分たちの知らない別の世界があることを知る。それ以降おやじから、妖怪、幽霊と戦う力を教わり、その不思議な力を駆使して様々な事件を解決していくホラーファンタジーである。

地獄堂霊界通信の評価

総合評価
4.174.17
(3件)
文章力
3.833.83
ストーリー
4.174.17
キャラクター
4.174.17
設定
4.174.17
演出
4.004.00

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地獄堂霊界通信の感想

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メッセージ性の強い児童向けホラー

効果的に使われる主要キャラクター主人公の少年たちは、それぞれタイプの違う仲良し三人組。授業をサボったり喧嘩をしたりと社会的に分類すると悪ガキにあたる三人だが、その本質は実直かつ自由奔放で、決してグレているわけではない。物語は基本的に、この三人悪の視点で描かれる。子供は正直とよく言うように、彼らは本書の地の文において尊敬する者は素直に賞賛し、悪いヤツや嫌なヤツには見下すような感想や辟易している様子が描かれている。この、世の中には善と悪のふたつしか存在していないという考え方は、まさしく子供の価値観である。もともと児童向けに執筆された本書は、こういった(基本的には)子供らしい思考の三人悪を通して、人間の憎悪や欲望、狂気といった負の側面を描いている。素直で真っ直ぐで明るい、いわゆる陽属性にあたる三人悪の性質は、相対する人間の負の側面、つまり陰属性の感情を持つ人間との対比になっており、その異常性...この感想を読む

4.04.0
  • めるりんめるりん
  • 17view
  • 2055文字
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地獄堂霊界通信の登場キャラクター

金森てつし

よみがな:かなもりてつし ニックネーム:てっちゃん 生年月日:5月5日 年齢(作品時):11歳 血液型:O型 身長:135cm 体重:34kg 性別:男 所属:上院小学校 性格:人情厚い兄貴肌

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