パイナップルARMYの評価
パイナップルARMYの感想
傭兵、民間軍事請負会社の仮想の実情
冷戦中に描かれた「傭兵漫画」この漫画の連載がスタートした1985年は、冷戦後期です。ハリウッド映画などの影響で「傭兵」という言葉を聞くと、お金をもらって戦争をする人を浮かべますが、実際は、戦闘インストラクターとして銃器の扱いを教える教官の仕事や、正規軍人が面倒に感じる紛争地域での食料を含む輸送任務など多岐にわたります。近年で傭兵が大きく取り上げられた事件は、9.11後のイラク戦争が終わったイラク国内で、民間軍事請負会社(PMC)に務めるアメリカ人が殺害され、遺体が乱暴に扱われた映像が世界中に流れた出来事です。当時、最大の疑問として挙げられたのは「彼らは何者か?」ということでした。当時、PMCについて正しく描かれた書籍も少なく、解釈するのに時間がかかるところでしたが、私が思い出したのが「パイナップルARMY」です。戦闘インストラクターとしての「ジェド・豪士」豪士は作中で、様々なタイプの人...この感想を読む
パイナップルARMYの登場キャラクター
ジェド・豪士
性別:男性 国籍:日系アメリカ人 性格:オフの時は武器を見たくないということで自宅に拳銃などは置いていない ポリシー:生存を第一とする 価値観:拷問と思えるほどの過酷なトレーニングを訓練生たちに課す 趣味:チェスと釣り、日曜大工 特技:戦場における各種テクニックに優れる 職業:戦闘インストラクター 経...