87CLOCKERSのあらすじ・作品解説
「87CLOCKERS(エイティセブンクロッカーズ)」は、2011年から2014年にジャンプ改にて連載された後、2015年に引き続き週刊ヤングジャンプでの連載が開始された、作者は「のだめカンタービレ」の二ノ宮知子で、少女マンガの繊細な画風で描きつつ、内容は青少年を惹き付けるテンポの良いストーリー展開となっている。 物語の主人公は草食系の音大生男子「一ノ瀬奏(いちのせかなで)」であり、一目惚れした女性「中村ハナ」とミケという人物に出会ったことからオーバークロック(パソコンのクロック数を規格以上に引き上げて、最高のパフォーマンスを得る)という一種のパソコンでの競技に足を踏み入れる。奏はハナが虐げられていると勘違いし、ミケにオーバークロックで世界一になったら彼女を解放させて自分と組ませて欲しい、と約束を取り付けたところからストーリーが加速していく。 話の題材が斬新であることも注目を集め、韓国・香港・台湾でも人気がある。
87CLOCKERSの評価
87CLOCKERSの感想
私が好きな漫画
私は漫画好きですが、特に【のだめカンタービレ】が今まで読んだ中で1番面白く好きです。私は音楽自体に興味は無かったのですが、友人の勧めで試しに読んでみることになり、しぶしぶな状態でした。が!よんだ大正解でした。出てくる登場人物は、それぞれに強い個性とすごい才能を持っているので、毎回その才能が徐々に伸びていく様を見て、私も何かを始めたいなと思わせてくれます。特に主人公ののだめは、ピアノの才能を持っているのに天然過ぎるし、大好きな先輩の為に彼女なりに尽くしてあげている、その行動が凄く可愛らしく、周りの人を引き寄せる魅力に羨ましさと見習いたいと思った程です。私は特に、ますみちゃんと言うオカマ役の人が好きでした。女子より女子力が高く私もあんな友達が欲しいなと感じました。また学生の時に聞いた名曲を、振り返る事が出来たり、聞いたことあるけどタイトルを知らなかったりと、振り返りとして音楽の勉強にもなりま...この感想を読む
草食?根性なし?
冴えない音大生の奏くんが、今までひとっつも知らなかったオーバークロックの世界へ入り込んでいく物語。ITものの漫画ってあまりないと思っていたけど、まさかオーバークロックきましたか。。。そのうちVideo Gameの世界の漫画も登場しそうだな…この手の話にありがちな形で始まります。音大生で才能もある(多分)のにコンクールも留学も就職も全くやる気のない主人公。最近の草食系男子をあらわしているんでしょうが、ちょっと根性なしだし自分の頭で考えなさすぎなような。10万するパーツをぽいっと買ったりするあたりやっぱりお金持ちのぼんぼんなのかしらね。ハナとミケさんの関係もちょっと気になります。
そうしょく~
エイティセブンクロッカーズは、のだめカンタビーレで有名な二ノ宮知子先生の新作漫画です。主人公は音大に通う草食男子の一ノ瀬奏でおうちはお金モチなんだけど、本人は何もやりたいことがなく、なんとなく人生を過ごしているような人物です。しかしこの一ノ瀬が、ハナという女性に出会い夢中になってしまうところから話が大きく展開していきます。音大やバイオリンシーンが出てくるのは冒頭だけで、それ以降は全く出てこず完全にハナの世界に取り込まれてしまうという感じのお話です。そしてハナとの出会いがきっかけでオーバークロックに取り組み始めるという感じのお話になってます。