MONSTERのあらすじ/作品解説

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漫画レビュー数 3,038件

MONSTER

4.334.33
画力
4.83
ストーリー
4.50
キャラクター
4.17
設定
4.50
演出
4.00
感想数
3
読んだ人
10

MONSTERのあらすじ・作品解説

MONSTERはビッグコミックオリジナル1994年から2000年まで掲載された浦沢直樹原作の本格ミステリー漫画である。単行本は全18巻あり累計2000万部以上の発行部数を誇る漫画である。また2008年には完全版となり全9巻が発行。 天才的な技術を持つ日本人脳外科医師テンマは順風満帆な日々を送っていたある日、病院に頭部を銃で撃たれた重傷の少年ヨハンが搬送されテンマがオペを行い、ヨハンの命を救ったところから物語は動き出す。テンマの病院の院長、外科部長の殺害事件が起きるのである。同時に入院中であったヨハンとその双子の妹が失踪する。時が経ち成長したヨハンが再びテンマの前に現れテンマの患者を目の前で射殺、そこで過去の殺人も告白する、ヨハンはある実験により生まれた殺人鬼(モンスター)だとわかり、テンマは命を救ったことを自問自答し、ヨハンを止めようと追跡を開始する。 TVアニメは2004年4月6日から2005年9月27日まで日本テレビ系で放送された。

MONSTERの評価

総合評価
4.334.33
(3件)
画力
4.834.83
ストーリー
4.504.50
キャラクター
4.174.17
設定
4.504.50
演出
4.004.00

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MONSTERの感想

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浦沢直樹の世界を満喫できる作品

舞台がドイツであるということ天才外科医であるテンマがいるのはドイツ、デュッセルドルフ。まずその舞台のイメージからして暗く、映画で言うとモノクロの世界がどんどん押し寄せてくる。院長の娘と婚約し出世街道に乗っている日本人医師が医師の本質に目覚め、院長命令から背いて違う患者を手術してしまったことからすべてが壊れていく。間違ったことをしていないのに外科部長からは降ろされ、婚約者エヴァからは去られ、すべてを無くしたテンマに残ったのは、あの時治した患者だけだった。にもかかわらず皮肉なことにその患者は後々「Monster」として、多くの殺人を犯していくというなんとも魅力的なストーリー展開に冒頭から目が話せなかった。まず舞台が西ドイツというのが心をそそる。1986年というベルリンの壁崩壊直前にあたるドイツの風景は、様々な映画を見るだけでも興味深い国だった。私見ではあるが、そこには暗いのだけど厳かさとい...この感想を読む

4.04.0
  • miyayokomiyayoko
  • 13view
  • 3347文字
PICKUP

何回読んでも面白い、サスペンス漫画の最高傑作

ジャンルが不明私はこの作品を一言で表すことができない。十言でも全然足りないくらいだ。ジャンルは本格ミステリーまたはサスペンスで片づけてほしくない。この作品の最終的な目標は大量殺人の犯人を見つけ出すことだが、普通の犯人探しのような視点で読んでいられる場合ではなくなってくるほどの、これでもかというくらい登場人物たちの人生や心理、人間の持つ暗い闇の部分、苦悩や悲しみ、憎しみその中から生まれる優しさ、それ等が作品の中で、謎に迫ることに大きく関係してくる。人が普段平和に生活している時はまったく感じない自分の中の暗い心理部分が登場人物たちの感情と共感し、作品に引き込まれて行く。時間を忘れるほどに夢中になり、続きが気になり一気に読んでしまいたくなる。だが細かいところに重要な付箋が張り巡らされているので、一気に読み進めると、大事な部分を見過ごしてしまう。なので、何度も読み返して、理解を深めながら読んで...この感想を読む

5.05.0
  • けけけけ
  • 189view
  • 2977文字

子供の時に一番好きだった漫画

この漫画は皮膚科の待合室に置いてあったのが読み始めたきっかけです。ただ暇だから、という理由だけで読み始めましたがすぐにはまった事をよく覚えています。1巻の出だしからけっこうなぐろさがありました。小さかった私には刺激的すぎて、目をつむりながらそわそわとページを開いてました。もうこの漫画はストーリが面白いなんのって。吸い込まれていきました。それを覗き見て母親から「読んだらダメ」と言われていましたが、目を盗んでは読みいっていました。人間の非情さや、裏の顔をそこで見て人間って怖いと感じました。でも同じ立場にもし自分自身が立たされたら、同じ事をしてしまうだろうと思わせられます。本当はそんな事(人殺し)したくはないけれど、家族や自分の命のためならやらざるは得ない、という感じでしょうか。絵も本当にシュールで細かいタッチが好きです。表情の細かいところがすごく伝わってきます。親に禁止と言われてきましたし...この感想を読む

4.04.0
  • nanamijpnanamijp
  • 16view
  • 584文字

MONSTERの登場キャラクター

ヴォルフガング・グリマー

よみがな:ヴォルフガング・グリマー 生年月日:1954年 国籍:ドイツ 住まい:ドイツ 所属:フリージャーナリスト 性格:普段は笑顔で、一見人が良さそうだが、自分の感情を自然に表現することが出来ず、日常的な場面での表情は、状況に応じてどのような表情をすべきかを学んだ結果でしかない 特徴:窮地に陥ったり激...

ハインリッヒ・ルンゲ

よみがな:ハインリッヒ・ルンゲ 性別:弾性 国籍:ドイツ 住まい:ドイツ 性格:冷徹怜悧 ポリシー:犯人の気持ちになりきって犯行を予測する 特徴:執拗な捜査姿勢、単独行動主義な性質から周囲と齟齬が絶えない 価値観:犯行の予測は犯人になりきって主観的に行う 癖:キーボードを叩くように指をカタカタ動かす 物...

エヴァ・ハイネマン

よみがな:えぶぁ・はいねまん 性別:女性 国籍:ドイツ 住まい:父親と暮らしている豪邸(後にホテルを転々とする) 性格:プライドが高く気が強い。素直になれず嘘をついてしまう。 特徴:細身でスラッとしており、おそらくは美人。ツリ目で髪型は肩くらいのボブヘア。 価値観:権力・地位・富で人間を判断している。...

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MONSTERの名言

ちがう!!命に上下なんてあるもんか!!

天馬賢三

一般家庭の子供と金持ちの患者が同時に搬送されてくる。最初は子供の担当だったが天才的な技術を持つ脳外科医の主人公は院長から病院との深い関わりのある金持ちの手術をするように告げられる。しかし、主人公はそこを押し切って子供の手術を行う。命は平等ではないという院長らの考えに反発しこの言葉を発する。

巣に返そう。お母さんのとこへ・・・・・・ なっ!!

天馬賢三

女の子が巣から落ちたひな鳥を連れて帰ろうとした際、天馬が巣に返さないその子が死んでしまって、育てることはできないと諭している場面です。

人間、靴なんかなくったって生きていける。 もともと裸足で生まれてきたんだから。

ヴォルフガング・グリマー

いじめられて靴を奪われた少年に向かって、自分の靴を履かせ、靴がなくても大丈夫。でも、いじめをすることは最低なことだ、そんな人のせいで泣くことはないと励ましている場面。

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