ALWAYS 三丁目の夕日'64の評価
ALWAYS 三丁目の夕日'64の感想
ALWAYSならではの「ほのぼの」感を継承
ALWAYSシリーズに共通して言えることですが、古き良き昭和の日本が非常にリアルに描かれており、サザエさんと見ているのと同じようなどこか(体験したことなくとも)懐かしさを感じ、終始ほのぼのとした気分に浸れる作品だと思います。ちょっと現実に疲れたときの休日なんかに好きなドリンクを横に置いてのんびり観たいイメージです。やはり「リーガルハイ」や「キサラギ」などで知られている脚本家・古沢良太先生の脚本は秀逸そのもので、古沢作品に外れはないと思います。またキャストは相変わらず吉岡秀隆さんのどこか不器用で純粋な男の姿が昭和らしくてやはりGOOD!!
その後・・・。
Always三丁目の夕日のその後。東京オリンピックの年になり、東京タワーも完成している。今回は、結婚や出産、独り立ち、親の死など、人生の転機について。背水の陣で挑むうんぬんのところはすごくぐっときた。結婚もよかったけど、やっぱり親子のつながりにはぐっとくる。笑えるところもとても多くて、家族で見るのにもおすすめ。出産のときに商店街のみんながあつまって「アターック!!」とやるシーンで大爆笑した。煙草屋のもたいまさこがいい雰囲気を出してる。ああいう煙草屋で働きたい。なんか全体的に、「これから!」っていう夢希望がつまってて、すごくいい映画。