リトル・ヴォイスのあらすじ・作品解説
リトル・ヴォイスは、1999年に公開されたイギリス映画である。監督は、「ベルボーイ狂騒曲/ベニスで死にそ~」「ブラス!」「スプリング・ガーデンの恋人」のマーク・ハーマン。脚本は、マーク・ハーマン、ジム・カートライト。音楽は、「ヒア・マイ・ソング」「カミーラ/あなたといた夏」のジョン・アルトマン。出演者は、ジェーン・ホロックス、ユアン・マクレガー、ブレンダ・ブレッシン、マイケル・ケイン。 ローラは父親の死後に心を閉ざし、部屋で父親が遺したレコードを聴いて暮らしていた。母親からリトル・ヴォイス(LV)と呼ばれるほどに話をしないローラだったが、孤独の中でレコードを何度も繰り返し聴くうちに、ジュディ・ガーランドなどのナンバーをそっくりに歌えるようになっていた。歌っている時は現実から解き放たれて輝きだすLV。ある日、母親の恋人レイ・セイがLVの歌の才能に気付き、金儲けを企むのだった。 主演のジェーン・ホロックスのために書かれた大ヒットミュージカルを映画化したハートフル・ドラマである。
リトル・ヴォイスの評価
リトル・ヴォイスの感想
内気な女の子の意外な一面
ローラは音楽が大好きですが、とても内気で、母親は彼女をLV(リトル・ヴォイスの略)と呼んでいます。ところが歌を歌うと、ジュディ・ガーランドやシャーリー・バッシーのように歌えるのです。それを知った母親の恋人が一儲けしようと画策。よくある話ではありますが、ローラ役のジェーン・ホロックスの歌声や物まねがすごくて見ていて圧倒されてしまいます。ジェーン・ホロックスは舞台によく出演されているようなので、こういう役柄があっているのかもしれません。確かこれはユアン・マグレガー見たさに映画館まで足を運んだのですが、あんまり印象に残ってなかったりします。内気な青年の役だったので、それでいいのかな。