ギャング・オブ・ニューヨークの評価
ギャング・オブ・ニューヨークについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
ギャング・オブ・ニューヨークの感想
緊迫感と激動の中身で楽しめるエンターテーメント作品
荒々しい激動の描写が続く映画舞台は1863年のニューヨークです。アメリカは移民たちが集まるところ。そこに過去にグループ抗争(ギャングのようなもの)で父を殺された息子が離島の少年院を出て、復習を誓い、その街の裏のボスに近づき、気に入られ、父の命日(ボスはこの日を記念日として毎年盛大なお祭りを催します)に暗殺しようとするも失敗。その後、移民たちを集め、再度、挑戦を図るが、時は南北戦争による徴兵制度の導入や移民流入、黒人問題など混沌とした社会背景で、街は暴動となる。そんな混乱の中、ボスを突き刺す、というのが基本となるストーリーで、荒々しい激動の描写が続く映画です。すばらしいカット割りや緊迫感と密度の高い映像、それぞれの役者の動き、中心人物となる出演者たちの芯の通った演技などは傑作といっていいかもしれません。ずっと最後まで気を抜けずに見入ってしまうリーダビリティーのあるストーリー展開と演出力が...この感想を読む