ボーイズ・ドント・クライのあらすじ・作品解説
ボーイズ・ドント・クライは、2000年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「ストップ・ロス/戦火の逃亡者」のキンバリー・ピアース。出演者は、ヒラリー・スワンク、クロエ・セヴィニー、ピーター・サースガード、ブレンダン・セクストン3世。 ブランドン・ティーナは、男装をしてフォールズタウンという小さな町に向かい、そこでジョンとトムとラナに出会う。素行が悪いジョンとトムにはあまり近づかないようにしていたブランドンだが、美しいラナと惹かれ合うようになる。 しかし、ある事をきっかけにブランドンは逮捕されてしまい、その事から女性であることが町に広まり、事件へとつながっていくのであった。 1993年にアメリカで実際に起きた事件を基にして描かれた作品である。 主人公を演じたヒラリー・スワンクがアカデミー賞で主演女優賞、ゴールデングローブ賞で主演女優賞、ニューヨーク映画批評家協会賞、全米映画批評家協会賞などを受賞した。
ボーイズ・ドント・クライの評価
ボーイズ・ドント・クライの感想
ヒラリー・スワンクの熱演
性同一性障害でラナという少女を愛し、殺されたブランドン・ティーナを演じるヒラリー・スワンクが本当に見事だったとしか言いようがありません。しかもこれが実話に基づく作品だと言うのだから、本当にむずかしかったのではないかなと思います。見ている方もとてもつらい映画です。ブランドンが実は女だと分かったら化け物扱い、レイプして殺すとか、人としてどうなんだろうとしか思えません。これが実話ということで、さらに後味の悪い感じになります。どんな理由であろうと、人を殺していい理由なんかありません。日本では女装やGID、ゲイの人たちがテレビで活躍していますが、世界的に見ても決して性的少数者に対する差別や偏見はなくなっていないし、考えなくてはいけないことだと思います。
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