ハムナプトラ/失われた砂漠の都のあらすじ・作品解説
「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」はアメリカで監督・脚本スティーブン・ソマーズで制作され1999年5月7日に初めて公開されたアドヴェンチャー映画である。日本では同年の6月26日に公開され、全世界で4億ドル以上の興行収入を達成した。本作は1932にユニバーサル映画の制作で作られた「ミイラ再生」のリメイク作品となっている。 1920年代、死刑が確定し刑務所に服役していた元外国人部隊のリックのもとにジョナサンとエブリンという兄妹が訪れハムナプトラまでの案内と護衛を依頼する。謎の集団から襲撃を受けるも退けた一行はたどり着いたハムナプトラで3000年前に王の暗殺を行い封印され生乾きのミイラとなったイムホテプを甦らせてしまう。自身の完全な復活のために人々の生気を吸い取っていくイムホテプを阻止するためにリックは立ち向かっていくというストーリーで、2001年と2008年には続編が公開され2002年にはスピンオフのスコーピオン・キングも制作された。
ハムナプトラ/失われた砂漠の都の評価
ハムナプトラ/失われた砂漠の都の感想
完全ホラーかと思ったら笑いあり、ロマンスありで驚き
最初はテレビの放送でちらっと観た時の印象は、ゾンビ状態のミイラがわらわらと出てきて人を襲うという、エジプトを舞台にしたホラーだと思い、怖いのが苦手なので、あまり興味が持てませんでした。しかし、友人と一緒にDVDを観ることになり、ちゃんと観てみたら、もちろんゾンビ状態のミイラとの死闘が物語のメインでありますが、意外に笑えるコミカルなシーンやロマンスもあって、ドキドキハラハラしながら、最後まで楽しむことができました。古代エジプトで、王の愛人に手を出したことで、恐ろしい呪いを受けた僧イムホテプを、欲に駆られた現代人が蘇らせてしまったことから、ミイラとの死闘が始まります。復活したら不死身となり、あらゆる災厄を招く恐ろしい存在となるのですが、個人的には、命をかけて愛し、復活しても第一の望みは愛する女性の復活という点には、なんだか同情してしまいます。愛人なんて報われない立場にして、浮気したからって...この感想を読む
ハムナプトラシリーズ第一作目
この作品をきっかけに、エジプトやピラミッドに興味を持ち、エジプト関連の小説や映画を好んで選ぶようになった。ハムナプトラシリーズの第一作目。まずストーリーが分かりやすいのがいい。何の前知識もなく鑑賞したが、遥か昔に力を持った悪役が現代に蘇ろうとするのを防ぐ、という分かりやすいストーリーであったため、気軽に楽しむことができる。そしてストーリーを面白くしているのが、なんといってもキャラクターたちの味。私が一番好きなのは、女性ながらに勇敢で「死者の書」を解読できるほど知性があり、それなのにおっちょこちょいなエヴリン。エヴリンのおっちょこちょいは次作にも引き継がれるので、是非細かいところまで覚えておいてほしい。
本当に大好きピラミット
主人公二人の出会いは最悪で絶対くっつかないのかなって思っていたら、最後くっつくときはホッとしました。エジプトに考古学にピラミットにとかなり私の好きなジャンルでして。最初殺し合い系?と思っていたら、ある意味でそうでゾンビみたいなのと戦ったりでエブリンのお兄さんのキャラも最高でした。なんて言って、も弱いしでもかなりいい秘宝を持ってたり、かなり笑いありスリルありが一作目の特徴で私的には黒い人間の内蔵うまで食べる虫が気持ち悪くて目を下見向けた記憶があります。ミイラを作るときにいるらしく、罪人は生きミイラになる時に思いっきり生きていた時のイムホテップ(敵)がされるのです。半泣きになりそうでした。