マイ・ルームのあらすじ・作品解説
マイ・ルーム(原題:Mayin's room)は1996年にアメリカで、1997年に日本で公開されたアメリカのヒューマンファミリー映画である。 戯曲『マーヴィンの部屋』をブロードウェイの演出家であるジュリー・ザックスが監督としてメガホンを取った作品。 主演は「永遠に美しく…」「マディソン郡の橋」のメリル・ストリープ。 「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオがメリルの息子役として出演しているほか、「アニー・ホール」のダイアナ・キートン、「タクシードライバー」のロバート・デ・ニーロ、「コクーン」シリーズのヒューム・クローニンらが共演し、デ・ニーロはスコット・ルーデンとジェーン・ローゼンサールと共同で製作にあたっている。 この作品は女手ひとつで息子達を育てながら美容師を目指す女性の元に絶縁中の姉から電話で自分が白血病であることを伝えられるという物語である。
マイ・ルームの評価
マイ・ルームの感想
人生は考え次第で素敵になる
女性の生き方主人公は40〜50代の未婚の女性。認知症の父親と少し変わったおばさんと一緒に暮らしています。自分の病気が分かり疎遠だった妹と再会します。主人公はきっと普通に幸せになりたかったのだと感じます。現実にも親や環境によって縁を逃してしまうこともあります。認知症の父親を看る事が責務として生きてきた姉と違い妹は自由奔放に生きてきた。しかし妹も決して幸せに満ちているわけではない。久しぶりに再会した2人はぶつかり合いながら大事な事に気付いていく。誰もが共感でき、女性としての生き方も描かれていて、人生について見直す事を考えさせられます。老いと死現代は、子供が病気の親を殺す、老老介護の果て心中や殺人などこの類の事件が毎日の様にニュースになっています。そして、いたるところに、老人ホームが建てられていますおり、この映画の様に家で介護している方は割合で言うと少ないんではないでしょうか?実際徘徊や、不可解な...この感想を読む