おしゃれ泥棒のあらすじ・作品解説
おしゃれ泥棒(原題:How to Steal a million)は1966年に公開されたアメリカのコメディ映画。 ジョージ・ブラットショウの同名小説を脚本家のハリー・カーニッツがコメディタッチに脚色した映画である。 「ローマの休日」のオードリー・ヘップバーンが主演を勤め相手役には「アラビアのロレンス」のピーター・オトゥールが抜擢されている。 アカデミー監督賞を3度受賞し、2015年の今でも『伝説の監督』と呼ばれているウィリアム・ワイラーが監督を務めている。 この作品は贋作を作る仕事をなかなか辞めない父に悩んでいたニコルの前にある日調査で家に忍び込んでいた探偵のデルモットを捕まえたがデルモットは泥棒だと嘘をつき、父が贋作で作ったヴィーナス象が美術館にバレないためにニコルは盗難の依頼を持ちかけた。 ニコルの美しさに惚れてしまったデルモットは知恵を使って像を盗む方法を考えたがそこでアメリカの美術収集家が現れるという内容になっている。
おしゃれ泥棒の評価
おしゃれ泥棒の感想
深夜の美術館で何するの?
オードリー・ヘップバーン出演作といえば「ローマの休日」や「マイ・フェア・レディ」など有名なものがいくつもありますが、個人的にはこの「おしゃれ泥棒」も彼女の出演作の中ではとても気に入ってる作品です。父親が作った贋作のビーナス像を美術館から盗み出すために自称泥棒の男性といっしょに美術館に忍び込むのですが・・。ビーナス像を盗む手口自体は単純です。でもその仕掛けのために主人公たちが美術館に忍び込むというところにスリルがあってちょっとワクワクするんですよね。オードリーといっしょに忍び込むのはピーター・オトゥール、あの「アラビアのロレンス」です。とても軽妙でまさにおしゃれな作品だと思います。