海獣の子供のあらすじ・作品解説
「海獣の子供」(かいじゅうのこども)は、2006年2月から2011年11月号まで月刊IKKIにて連載された漫画。作者は五十嵐大介で、初の長編作品である。日本漫画家協会賞優秀賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、手塚治虫文化賞にもノミネートされた。 全五巻で、最新刊は2012年7月30日に発売された。 中学生の女の子でハンドボール部員の琉花が、海の生物と交感する能力を持つ少年の海と彼の双子の兄弟の空の二人と出会うことから始まる物語。この三人の交流が軸となり、海で起こる様々な現象と絡まって話が進む。高い画力による描写が特徴で、定規を使わずフリーハンドで描かれた自然風景が高い評価を得ており、特に緻密に描かれる海や空、山などの美しさは懐かしさを感じさせる趣を持っている。 内容は幻想的でありながら強い説得力を持っており、充実した物語性が魅力の一つである。 今後のアニメ化がますます期待されている作品である。
海獣の子供の評価
海獣の子供の感想
空の話
まずはジムの過去の話から始まります。海の生物でもあり、空という人間の形も持った空くん。人間の体の時、ジムのミスで命を落とします。ジムはそのことを抱え生きて、今にいたっていることがわかります。そして現在、行方不明になった空。探した末にアングラードといるところを見つけ、その夜、凄いことが起こります。空は主人公にある物を託し、死にに行きます。海の中へ。途中から潜っている空の視点で描かれますが、食べられます。体が。最後はちぎれた手が・・・。一歩間違えれば恐ろしいグロ表現ですが、グロ耐性のない私でも見れたので、大体の人にはおそらく大丈夫かと思います。