痛いか?そりゃ素手じゃ痛いわな だがあいつがお前に残したかったものは死や痛みじゃない そのボールを使った野球っていうゲームの楽しさだ。
樫本修一
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MAJORと週刊少年サンデーで1994年から2010年まで連載されていた満田拓也原作の野球漫画である。主人公の本田吾郎がプロ野球選手であった本田茂治にあこがれてプロ野球選手になるために奮闘し、国内のみならず世界で活躍するようになるまで成長するという話である。実在する球団や選手をモデルとしたものも多数登場する。 2004年から2010年までNHK教育でテレビアニメも放送され、2008年には原作には描かれなかった部分の映画も公開された。ゲームソフトも多数出しており、wii用で2作品、DS用で1作品、携帯向けで2作品出している。他にも野球関連のグッズなども出している。 単行本は全78巻で累計発行部数5300万部となっている。これはサンデーで連載された歴代の漫画の中で4番目の発行部数となっている。 連載は終了してしまったが、人気の高さもあり2015年3月から少年サンデーで続編が連載されてることになっている。
人生の中で挫折を繰り返しながらも夢を諦めない吾郎のスポーツ哲学主人公の茂野吾郎は確かに類まれなスポーツセンスを持った野球選手ですが、決してメジャーリーグで活躍するまで順風満帆に野球キャリアを積んできた人ではありません。彼は野球選手として、1人の人間として、数えきれないほどの挫折を味わいながらもそれを乗り越えてきたのです。まずストーリーが始まった時点で彼にはお母さんがいません。彼のお父さんは横浜マリンスターズの1軍と2軍を行ったり来たりする本田茂治という選手だったのですが、そのお父さんは鳴り物入りした外国人投手ジョー・ギブソンのデッドボールが原因で亡くなってしまいます。その後本田吾郎は幼稚園の先生と彼の実のお父さんの友人である茂野英毅との間で育てられます。このような複雑な家庭環境を幼稚園のうちに経験した人が挫けずに夢に向かって努力し続ける、それは並大抵のことではありません。ですが、このような...この感想を読む
根性ストーリーこの物語はもう、一言でいうと「熱い野球少年物語」だ。悲劇で始まり、さらに少年に次から次へとでかい壁ができる。しかも肩を壊したり、心の病もかかったりと普通の野球選手なら絶対ドロップアウトしてるであろうことがめちゃくちゃ起こるのだ。まさかの最初のほうで母がいなくなり、結果的にピッチャーに殺される父親からスタートする。もう、最初見たときは「バットエンドマンガ」だと思っていたが、実際はそうではなかった。誰もがこの火山よりも熱い少年を応援したくなる物語なのだ。彼のエネルギッシュな性格と仲間思いなところは今の子供たちに必要だ。このマンガで子供に必要な技術、大事な心構えなど、必要な物がほとんど出てくる。熱いキャラクターたちまず、ゴロウ。彼は本当に最高に熱く、友達思いである。そしてあたりまえだが、野球をこの上なく愛している。そんな気が強すぎるように見えて、母親や父親を失うのがとても恐れて...この感想を読む
ピックします。
よみがな:しげのごろう 生年月日:1987年11月5日 血液型:B型 身長:180cm 体重:75kg 性格:思いやりや責任感は強く根は優しいが、口の悪さが災いすることが多い。 特徴:本作の主人公。常に野球一筋で、真っ直ぐな熱血漢。野球へのあまりのひたむきさゆえに生意気且つ自己中心的なところも多々あるが、その情熱は...
よみがな:しみずかおる 生年月日:1987年12月10日生まれ 血液型:O型 身長:164cm 体重:49kg 性格:勝気な性格で男の子言葉を使うことが多いが、一途でとても純情 特徴:本作のヒロイン。リトルの頃から、吾郎に心を寄せていた ポジション:野球:右翼手(リトルリーグ)、捕手(リトルリーグでの小森の負傷時、及び聖秀...
よみがな:さとうとしや 生年月日:1987年9月9日 血液型:AB型 身長:175cm 体重:64kg 性別:男 性格:冷静沈着な性格で頭脳明晰 特徴:主人公・茂野吾郎の最初の野球友達で、終生のライバルにして親友。本作中では屈指の強打者で、チャンスに強いパワーヒッター。 ポジション:捕手 声:大浦冬華(〜小学生)、森田成一(...
樫本修一
デットボール恐怖症で投げられなくなった吾郎が 横浜リトルの監督にボールをぶつけられた時
茂野吾郎
自分が強引に誘った(と思い込んでいる)吾郎が、怪我を心配して試合を棄権しようと提案する周りの人へ向けて
茂野吾郎
監督から、言われた練習をひたすらこなしてきて、うまくならずに悩んでる友人にかけた言葉