H2のあらすじ/作品解説

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漫画レビュー数 3,136件

H2

4.004.00
画力
3.67
ストーリー
4.33
キャラクター
4.17
設定
4.33
演出
4.33
感想数
3
読んだ人
16

H2のあらすじ・作品解説

H2は、あだち充原作の週間少年サンデーに1992年から1999年まで連載され、単行本としては少年サンデーコミックスから全32巻、ワイド版から全17巻、小学館文庫から全20巻刊行されている。1999年にはテレビ朝日系でアニメ版が放映され、2005年にはTBS系で実写ドラマが放映された。 中学でエースだった国見比呂は、地区大会に連覇を果たすも右肘を負傷し、バッテリーを組んでいた野田敦も腰を負傷して、二人は野球部のない千川高校に入学する。そこで比呂はサッカー部に、敦は水泳部に入部する。一方、比呂と大親友だった橘英雄は野球の名門校へ進学し、対照的な高校生活を送っていたが、ひょんなことから比呂と敦は野球同好会に入会し、甲子園を目指すようになる。これまで、学校長の野球嫌いのために部への昇格は断られていたが、試合に勝つという条件をクリアし、やがて野球部創設が認められる。 実写版と連動させ、2005年にはアニメ版が再放送された。

H2の評価

総合評価
4.004.00
(3件)
画力
3.673.67
ストーリー
4.334.33
キャラクター
4.174.17
設定
4.334.33
演出
4.334.33

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H2の感想

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タッチに並ぶ記念碑的作品

イケメン過ぎる登場人物あだち充作品全ての共通項であるが、主要登場人物たち(特に男性)がとにかく(性格的に)かっこよすぎるということが挙げられる。特に、あだち充作品の二大巨塔のもう一対をなすタッチとの比較で言えば、H2では「かっこよすぎる登場人物」の範囲が極めて広い。比呂・英雄がかっこよすぎるのは当たり前として、まずは野田。こいつがとにかく物事をよくわかりすぎている。二人のヒーローが、よりヒーローとして成立するために、キャッチャーというポジションを設定として与えつつ、かつ、現実では野村・古田をモチーフにしているというのだから、野球の試合だけではなく、比呂たちの感情の浮き沈み・攻防を客観的に観るという読者としてあるべき視点を忠実に設定している。そんな野田が、ラストの盛り上がりである比呂・英雄のひかりをめぐる恋の争い編で、比呂についつい口走ってしまうシーン。冷静な野田が本当にやらかしてしまうシ...この感想を読む

4.04.0
  • ko_tar_oomko_tar_oom
  • 1600view
  • 2078文字
PICKUP

最も胸が熱くなる野球漫画!!

野球漫画を読み倒してきましたが最も好きな作品です。野球と恋愛のバランスが絶妙です。中学地区大会優勝メンバーのエース国見比呂と4番橘英雄が運命のいたずらかのように別々な道へ行き甲子園でようやく最後戦えるのですが、それまでの道のりの内容が濃すぎて何回見ても飽きません。千川高校という野球部がない学校で1から野球部を作って甲子園で優勝するという設定が青春時代まさに妄想で夢見ていた内容でそれを目で目えるものにしてくれた作品です。国見比呂と野田敦という中学地区大会優勝バッテリー、センス抜群な柳と木根、俊足島、大砲大竹と個性豊かなメンバーでほんとの強豪校になってしまうチームとしての結束力やチームワークは見ていて羨ましいです。恋愛の方は幼馴染とマネージャーという2人のヒロインに対し国見がどっちつかずでモヤモヤしたまま最後までいきましたが、やはりそうか!と…でも一番みんながハッピーではないんだなと少し寂...この感想を読む

5.05.0
  • yamayama
  • 245view
  • 550文字

H2の登場キャラクター

国見比呂

よみがな:くにみ ひろ ニックネーム:ひろ 生年月日:1月16日 年齢(作品時):15歳~17歳 星座:山羊座 性別:男 国籍:日本 所属:千川高校 特技:野球 球種:150キロのストレート・140キロのフォーク・スローカーブ・チェンジアップ

古賀春華

よみがな:こが はるか ニックネーム:古賀・はるか 年齢(作品時):15歳~17歳 星座:うお座 性別:女 国籍:日本 所属:千川高校 性格:ドジでおっちょこちょい 趣味:高校野球 将来の夢:プロ野球選手の奥さん

雨宮ひかり

よみがな:あまみや ひかり ニックネーム:ひかり 生年月日:8月16日 年齢(作品時):15歳~18歳 星座:獅子座 国籍:日本 所属:明和第一高校 性格:しっかり者で少々おませな性格 特技:人間観察力 部活:弓道部

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H2の名言

待ってる時間もデートの内でしょ。 デートの時間は長い方が良いもの。

古賀春華

比呂のことをずっと待っていた春華が言った言葉

誰のために頑張っても、頑張った自分は木根君のものよ

古賀春華

甲子園の準決勝で、ピッチャーであるエースの国見を休ませるために投げ続ける木根。ヘトヘトになりながらもホームに戻ろうとする木根に、マネージャーの古賀春華が「頑張ってね」と声援を送る。木根はそれに対して、「国見のためにかい?」と返した時に応えた古賀の一言。

決まらないんですよ野球ってやつは。 どんな点差でも最後のスリーアウトをとらない限りはね。

国見比呂

医師の誤診によっていったんは野球をあきらめ、サッカー部に入部した主人公。サッカー部の目の敵にされていた野球愛好会を解散させるために仕組まれたサッカー部対野球愛好会の試合で、野球を冒涜したプレーをするサッカー部をその場で辞め、野球愛好会の一員として打席に立った主人公の一言です。

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