YAWARA!の感想一覧
漫画「YAWARA!」についての感想が4件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
この漫画
The amazing thing about this cartoon is how well the action scenes are portrayed. Usually I struggle to follow cartoon action scenes that are too crowded or characters posing with lots of "action lines". With Vagabond you really get a sense of how the characters move - speed, timing and how close the near miss is - by you could see it allin addition, the eyes of the character jump off the page. you really feel like they're looking at you with the right eye. the faces are so unique in the way they have wrinkles and scratches that clarify the letters.artists are really great directors. if you want, the "camera" is well placed to capture action and drama - often you can still hear the sounding sword in cloudy days in the dense forest, bright mornings in small villages, deep nights on the b...この感想を読む
作品がヒットした理由は何なのか?
青年誌の主人公とは思えない、主人公 柔の可憐さが読者の心を掴んでいる連載されていたのは青年誌「ビッグコミックスピリッツ」でありながら、主人公は女子高校生。そして柔道の英才教育を受けてきた柔はとんでもなく強いのだが、柔は外見、性格どちらもいたって普通の女子高校生だ。連載当初は、学校でアイドル的人気の男子生徒が好きというなかなかのミーハー。家の鏡で洋服を合わせたり、年上の風祭に恋をしている姿や、口うるさいおじいちゃんに反抗する姿など、本当に普通の女の子である。そんな柔が、似つかわしくない柔道着を着れば、可愛いとしか言いようがない存在となる。青年誌の読者はおそらく20代以降の男性が多いと思うのだが、その読者からすると、柔は可愛い以外の何者でもないだろう。青年誌の主人公には到底思えないこの柔の可憐さが、根底にある作品の人気の要因だと思われる。作中で柔は、進学して女子大生になる。高校生の頃は割と怒り...この感想を読む
「国民栄誉賞」ものの作品
無敵の女の子の苦悩このマンガはひったくり犯を普通の女の子が投げ飛ばすところから始まる。それを偶然カメラに収めた新聞記者の松田耕作がその彼女のことを只者ではないと調べ始める熱心さと、投げ飛ばした猪熊柔の強すぎる故の退屈感やまったく熱くないところが対照的な始まり方だった。天才柔道家の祖父と父を持ち幼少のころから英才教育を受けてきたとはいえ、その強さは私のような素人が見ても気持ちのよい強さで、強くて可愛いなんてなんてうらやましいと思ったりした。その強さゆえに家族の確執を自分のせいのように感じ苦しむところはわからないでもないのだけれど、本人以外は絶対違う!と言い切れる類のものでその辺りはあまり感情移入しにくかった。それよりも、強すぎてダンスパーティでチークを踊ろうと強引に誘われただけで体が自然に反応してしまって投げ飛ばしてしまったり、柔道をやめたい、普通の女の子になりたいと苦悩するほうが現実味...この感想を読む
意外性のコミックス
初めて、このコミックスを読んだ時には「えっ!?」と思うような感覚にもなったのです。見方一つで楽しみ方には変化はあるのではないかと思います。私自身も、このコミックスを読んだ時には一種のスポ根であるのかと感じるのです。ですが、傍では一人の少女を取り巻く環境が露わになるようにも感じるのです。私自身も、このスポーツをしていた時はあるのですが、ここまで徹底的にする事はないのではと感じるのです。ですが、このコミックスには選手としての見方やコーチとして見たりと視点を変えてみると以外にも深いのではないかと思います。この、巻数を読んで見ると、様々な考えが出てくるのではないかと思います。