大人になった今観るべき映画の一つと思えた
大金を稼ぎ出す弁護士という意味この映画は1998年公開されたあたりに見た記憶がある。当時はそれほど心動かされることもなく、さほど記憶にも残らなかった。記憶に残らなかった分、今回まるで初めて見たみたいに楽しめたのはラッキーだったとも言える。映画にも小説にも時々こんな時がある。観る側(読む側)のタイミングによっては、さほど評価が高くない時があるということだ。今回観たこの映画は、ルーディの青いながらも誠実さが溢れているような好青年さ、DV夫に怯えながらも最後勇気を持って覚悟を決めたケリーの思いつめた表情など、多くの見所があり、どうして当時大してなにも思わずに観ることができたのか、自分でも不思議だった。1998年といえば20年前だ。20年も経てば人の感じ方も成長するんだなと、しんみり思った映画だった。「レインメーカー」とは、雨が降ってくるようにお金を稼ぎ出す弁護士と言う意味らしい。でもこの映画...この感想を読む
4.04.0
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