ドラゴン・タトゥーの女の評価
ドラゴン・タトゥーの女の感想
貴族のお嬢様の体当たり演技!
実業家の悪行を暴こうとした記者ミカエルは逆に訴えられてしまいます。失意の中である有名な一族の40年前の失踪事件の解明を依頼されることからストーリーは展開していきます。その中で出会ったのがいかにも問題児というようなドラゴンのタトゥーを持つ女、リスベット。天才ハッカーの彼女の助けで彼は一族に秘められたおぞましき秘密を暴くことに・・・今作はリスベットを演じたルーニー・マーラの体を張った演技が何よりも印象深かったです。由緒正しき家柄の方ながら、孤児であり、その立場からあらゆる苦汁をなめさせられたであろう悲壮感は本物です!記者役のダニエル・クレイグもいい味出しているのですが、今回はボンドガールとボンドの立場が入れ替わったというところでしょうか?かっこ良く、強く、そして悲しい女性の物語です。
エロかっこいいリスベット!
オープニングのCGから超かっこいい!これは傑作の予感が・・予想どうりの良作。痛々しく悲しいヒロインリスベット、しかしバイクを乗り回し知的で無駄のない動きの彼女がとても魅力的だった。セクハラの復讐をするシーンは少々グロイがすかっとした。この少女とダニエルクレイグ演じるジャーナリストがタッグを組み、40年前に消えた大富豪の娘の謎を解いていく映画。ストーリー的な面白さもあるがリスベットのセリフや雰囲気、仕草や心理描写、このキャラクターの圧倒的な存在感がすべてだと思った。デビッド・フィンチャーのおしゃれでリアルな世界観がさすがであっという間の150分間でした