細かいことを気にしなければ十分楽しめる娯楽作品
リュック・ベッソン美しき暗殺者シリーズ第3作目この映画は復讐を胸に秘めた美しき暗殺者の物語で、「レオン」「ニキータ」に続き、第3作目となる作品である。観終わって思うことは、「レオン」ほどの切なさや哀しみはあまりなく、「ニキータ」のようなぞくぞくするような設定もなく、あくまで最後までエンターテインメントに徹した娯楽作品だと思った。主人公のカトレアはマフィアの大物に両親を惨殺される。死の直前にマイクロチップのようなものを父親は娘に「これがおまえのパスポートだ」と託した。両親を殺したマフィアの大物はマルコといい、恐怖に震えるカトレアにそのチップの場所を言うように詰め寄る。ここからはスピーディに話は進んでいく。恐怖に震え目に涙をためているだけの小さな女の子だと思っていたカトレアが、いきなりテーブルの下に隠してあったサバイバルナイフでマルコの手を突き刺し、窓から家を飛び出したのだ。ここからの逃亡...この感想を読む
2.52.5
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