ジャックの評価
ジャックの感想
何度見てもロビン・ウィリアムズは名優だ
「レナードの朝」「パッチアダムス」「いまを生きる」を始め、数々のヒューマン映画で多くの人の涙を誘っているハリウッドを代表する俳優の一人「ロビン・ウィリアムス」。この映画もそのロビン・ウィリアムス主演の映画で、人より4倍早く年を取ってしまう人の10歳の役という素人が考えても難しそうな役を見事に演じています。見た目はそのまま40歳くらいなのですが、ストーリーに入っていくと徐々にホントに10歳の子供に見えてしまうから不思議です。現実には4倍早くなることはないですが、今でも人より老けているとか、背が小さいとか、胸が・・・とか容姿や見た目で笑ったり小馬鹿にしたりする風潮がありますが、そんな世の中を考えさせられる映画でもあります。
良い人生とは決して生きる長さでは無い。
名俳優、ロビン・ウィリアムズの名演技が光る、心温まる名作。実在する難病「早老症」を、生まれながらにして抱える主人公ジャック。心の成長と、身体の成長が著しく食い違い、10歳にして見た目は40歳の立派な青年へと成長していた。心は無邪気な10歳のまま、見るもの全てに興奮し、興味を抱き、両親の愛情、周囲の理解を得ながら、必死に明るく、日々たくましく成長して行く。当たり前の日常が、どれほど幸せであるか?そして、何気無く過ぎて行く一日一日を、どれほど大切に生きる事が出来るのか?この作品は、私達へ生きる事の喜び、重要性を教えてくれる。そんな作品である。