お前がいなくなるとダメになるのは俺のほうだ
羽山秋人
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こどものおもちゃは、原作・小花美穂の少女漫画で、1994年から1998年にかけて「りぼん」にて連載され、単行本としては全10巻・全51話が刊行されており、少女部門で第22回講談社漫画賞を受賞している。 人気アイドルの小学生・紗南は、クラスの問題児・羽山たちが若い先生にちょっかいを出して授業を妨害することに腹を立てていた。紗南はついに爆発し、彼と対決する。しかし、のちに羽山は紗南に恋し、結婚することとなる。そんな二人は家庭境遇が似ていた。 本作は学級崩壊や家庭崩壊といった社会問題を背景に描かれている。 アニメ化もされており、1996年から1998年にテレビ東京系にて全102話が放映された。アニメ版では前半、後半を小学生編、中学生編と分けている。ともに前半は原作に忠実であるが、後半はオリジナルストーリーとなっている。2015年夏には60周年を迎える「りぼん」を記念して博品館劇場にて舞台公演が決定している。
サナの明るさとにかくサナちゃんが明るい。当時の私はどちらかと言えば引っ込み思案。サナちゃんの行動力の高さにはかなり憧れました。いじめは良くないけど、それを表現することはできない私。でも心の中ではこうしたい、と思ってることをサナちゃんがやってくれてました!ハヤマの一言でリンチされてしまったときはホントにハヤマが嫌いでした。笑 ハヤマのときどき見せる影の部分。ちょっと共感もできました。かっこいい、悪ガキ、頭良い。でも影の部分もある、そんな完璧ではない彼がとても好きでした。これは現実でもそんな感じです。笑 心開くハヤマ少しずつサナちゃんに心を開いていくハヤマ。お母さんの愛情はあきらかに足りなかった。でも思い出の中では満たされる部分もある。お母さんへの温かい思いに、涙が出ました。小学生の私にも伝わりました。ハヤマとは違い、ママや志村さん、相模くんからたくさんの愛を受けてそだったからこそ、ハヤ...この感想を読む
子供の頃リアルタイムでリボンを読んでいて、小学生にはあまり理解できない内容もちらほらあったけれど、それでも紗南ちゃんのキャラクターが大好きで、最後まで読み通した思い入れのある漫画です。内容が濃くて全10巻とは思えないくらい練られています。大人になって、電子版で改めて読み直し、子供の頃にはわからなかった視点で物語を多面的にみて、子供の時以上に引き込まれました。本当にキャラクターが全員魅力的で、不思議なのは、すべてのキャラクターの立場に共感できてしまうこと。私にとっては血となり肉となった作品であることを再確認しました。
「こどものおもちゃ」は「人形病」という病気と、感動的なラストが印象的☆筆者はこどちゃファンなので、アニメもすべて見ましたが、アニメとはかなりストーリーが違います。筆者としては、漫画の方が良いと思います。漫画は10巻に内容がギュッと詰まった感じですが―アニメになると、100話以上になり原作のコメディ色が2~3倍になります(^^;さらに、アニメでは1番重要な「人形病になる」という場面がカットされています!アニメとしてテレビ放送する以上は、「人形病」になり、表情をなくすという描写はしない方が良いという判断だったのでしょうか?それなら仕方ありませんが、その結果、感動<面白い という印象が強くなり内容が薄くなった感じがありますね・・・その分、キャラクターとしては1人1人がより濃く描かれている感じなのでアニメはアニメで十分に楽しますよね。「こどものおもちゃ」は少年犯罪・学級崩壊・家庭崩壊などの社会問題を...この感想を読む
よみがな:くらた みさこ 生年月日:4月1日 血液型:AB型 星座:牡羊座 性別:女性 国籍:日本 性格:楽観的 特徴:頭の上でまろちゃんを飼っている 価値観:徹底的に変人として生きる 職業:作家 服装:常に和服を着用
よみがな:かむらなおずみ 生年月日:1982年2月10日 年齢(作品時):12歳 血液型:A型 星座:水瓶座 性別:男 国籍:日本 性格:小さいころは泣き虫。優しく、紳士的だけどキザな面もあり。 趣味:トランペット 癖:情熱や焦燥を楽器で表現する 嫌いな食べ物:トド肉
よみがな:さがみれい ニックネーム:れーくん、玲、相模、グラサン 年齢(作品時):20代前半 性別:男性 住まい:倉田家 性格:業界ではスゴ腕マネージャといわれるが、張り切りすぎて紗南の仕事を詰めすぎるときがある ポリシー:紗南ちゃんが20歳になるまでは紗南ちゃんのそばにいる 特徴:高校時代に彼女に振られ...
羽山秋人
主人公のサナが病気を患って弱気になっているときに発した言葉
倉田実紗子
主人公の紗南が、撮影、上記の母の言葉を思い出す。
倉田紗南
羽山のことが好きと気づいたと同時に失恋してしまった紗南。その心境について直澄が聞いたときに返ってきた紗南のセリフです。