魔法少女・オブ・ジ・エンドのあらすじ/作品解説

魔法少女・オブ・ジ・エンドのあらすじ・作品解説

魔法少女・オブ・ジ・エンドは佐藤健太郎による漫画作品である。主人公の児上貴衣（こがみきい）は平凡な高校生として過ごしているものの性格はどこか冷めている。いつも通りの日常を過ごすはずだったものの突如「魔法少女」が現れ撲殺、爆殺、焼殺という虐殺が一瞬にして繰り広げられ、魔法少女に殺されたものは魔法少女へと変化してしまう。魔法少女は一人ではなく、個体によって特徴が異なり、ひとまずは幼馴染である福本つくねを含めた生徒と共に学校から逃げ延びたものの町は魔法少女が暴れまわる地獄へと変貌していた。理不尽で不条理な暴虐スプラッター・パニックホラー、魔法少女は決してかわいらしく人々を救う存在ではなく、本作品では恐怖の対象であり残虐である。魔法少女に殺害されたものが新たに魔法少女となることによって、ゾンビを魔法少女に置き換えたゾンビ作品と考えているファンも多い。グロテスクな描写だけでなく、作品中には初期から多くの謎もある。

魔法少女・オブ・ジ・エンドの評価

総合評価: 4.504.50; (2件)

画力: 4.254.25

ストーリー: 4.504.50

キャラクター: 4.754.75

設定: 5.005.00

演出: 4.504.50

評価分布をもっと見る

魔法少女・オブ・ジ・エンドの感想

投稿する

魔法少女が怖い

魔法少女と聞くと、可愛らしいイメージが私のなかにはあります。おそらく、ほとんどの人がそういったイメージなのではないでしょうか？しかし、この漫画はそういったイメージを裏切り、魔法少女が人を殺しまくる新感覚な作品だと私は思いました。そもそもこの漫画の魔法少女はかわいさな欠片もなく、むしろ気味が悪い、気持ちが悪い、怖い、といった人にとってマイナスのイメージを持ち合わせているキャラだと感じました。まず、魔法少女の登場シーンがすごく印象的でした。校門で学校の教師を殺し、そのあとに教室にいる生徒を殺しまくる。恐ろしく、グロテスクな場面だと思いました。それでも、さらに続きが読みたくなりました。

5.05.0

AkiRan
2013/11/08

28view
293文字

絶望と狂気のマジカルファンタジー

昨今の魔法少女ブームに対して、横合いから思いっきりぶん殴りにきている作品。最近の漫画の中では、間違いなく初見のインパクトがぶっちぎりで突き抜けているのではないでしょうか。オブジエンドというタイトルから、オブザデッドという言葉が連想できますから、なんだまたどうせゾンビパニックものなんでしょう？というだいたいの推測を立てる事ができるかと思います。その推測はだいたい合っています。が、しかし、まったく見当はずれとも言えてしまうでしょう。この世界に謎のウィルスによる感染者なんて存在しません。あるのは魔法少女と魔法の力だけなのです！！！最高に狂った魔法少女達の饗宴を、その目に焼き付けてください。

4.04.0