AKIRAのあらすじ・作品解説
AKIRA(アキラ)は、1982年~1990年にかけて週間ヤングマガジンにて連載された大友克洋原作のSF漫画である。 2019年の「ネオ東京」で、超能力研究の核心「アキラ」をめぐって暴走族少年たちや軍隊などが繰り広げるバトルを描いた本作品は、独創的な世界観とこれまでにないリアルで緻密なタッチの画風や超能力描写の演出などで人気を呼び大ヒットを記録するとともに、日本の漫画界に大きな衝撃を与え以降多くのフォロワーを生み出すエポックメイキングな作品となった。 また、1988年には原作者の大友克洋自身によりアニメ映画が製作され公開されている。当時としては破格の10億円の総制作費と、3年の制作期間を費やしたこのアニメは漫画と同様に大きな衝撃を生み出し、「ジャパニメーション」の傑作として世界のクリエイターたちにも大きな影響を与え続ける作品となっている。 単行本が大判サイズで1984年から1993年にかけて発行されたほか、海外で発行されたオールカラー版を日本へ逆輸入した国際版や総天然色版も発売されている。
AKIRAの評価
AKIRAの感想
海外でも有名な傑作、現実の2020年を予言
1988年にアニメ映画化、海外でも評価が高い軍の研究によって超能力を引き出せそうな子供たちが訓練や投薬を受けて半ば強制的に超能力を開花させられる。中でも爆発的な能力を持ってしまった少年「アキラ」が引き起こした、原子爆弾級の破壊は、表向き外国からの核爆弾によるものとされ、第三次世界大戦が勃発する。日本の荒廃ぶりや近未来の描写、また超能力の表現、「神」の概念などマクロ的題材を扱ったAKIRAは、実際にありそうなリアルなSFとして話題を呼び、海外でも高く評価されている。1988には日本でもアニメ映画化され大ヒットした。2017年にハリウッドで実写化の噂もあったほどであるが、実際の製作には至っていないようである。1982年から週刊ヤングマガジンに掲載された漫画であるが、30年以上たつ現在でも根強いファンがおり、特に主人公金田が乗っているバイクは、現在でも近未来の憧れのバイクとして多くのバイカーを魅了している。2020年の東...この感想を読む
永遠の名作
この作品で大友克洋大先生にはまりまくりファンクラブにまで入ってしまった始末昔テレビ番組の特番か何かでAKIRAといアニメについて放映されていました。何枚のセル画を使用したのか、制作費は、何カ国語に翻訳されてどの国で出版されたのかなどを説明していまして何かこれすごいな、と思い早速ビデオレンタルしました。そこから圧倒されて原作のマンガを日本語と英語版両方読みまくりました。その挙げ句ファンクラブみたいなものまで見つけて入会しました。表紙は原作者の大友克洋先生の書き下ろしだったのでびっくりしました。そしてゲームまで集めてしまいました。テレビで知った当初はアメコミかなと思っていたんですが純日本産でSFっぽい世界なのに和風の部屋とか設定が普通に出て来てそれをリアルに表現していましてこの作品のキャラクター達に実際会えたらいいのになあ(会いたくないのもいますが)と思いました。画力が圧倒的でこれを越えるクセのあ...この感想を読む
AKIRAの登場キャラクター
島鉄雄
よみがな:しま てつお 生年月日:2004.7/29 年齢(作品時):15歳 血液型:A 身長:160cm 体重:46kg 性別:男 国籍:日本 性格:能力に覚醒した後は、それまでおとなしかった性格が一変して内に秘めていた凶暴な性格が現れる。 トラウマ:鉄夫が3歳の頃に父親を亡くす。母親の実家では、籍に入ってない父親の子として...