ムーラン・ルージュのあらすじ・作品解説
ムーラン・ルージュは、2001年のアメリカ映画で、監督はバズ・ラーマン、主演はニコール・キッドマンとユアン・マクレガーである。主演の二人が吹き替えなしで歌を歌っているミュージカル映画として、話題となった映画でもある。 バリにある有名なキャバレーを舞台にした、花形スターの踊り子と、作家志望のイギリス人との間の恋物語となっており、マドンナやビートルズ、エルトン・ジョンなどの楽曲が使われている。物語は「椿姫」などを参考にして作られているが、全くの作り話ではなく、歴史上実在した人物も映画の中には登場している。 アカデミー賞の衣装デザイン賞と美術賞を受賞しており、作品賞・主演女優賞など多くの部門のノミネートを受けている。また、ゴールデン・グローブ賞においても、多部門のノミネートを受けており、作品賞・作曲賞・主演女優賞を受賞している。 作曲賞に輝いた映画内の楽曲は、フィギュア・スケートの試合などで使われることも多い。
ムーラン・ルージュの評価
ムーラン・ルージュの感想
絢爛豪華なミュージカル映画
ユアン・マグレガーとニコール・キッドマン主演のミュージカルです。主題歌も超豪華で、クリスティーナ・アギレラ、ピンク、リルキム、マイヤが、「レディ・マーマレード」を歌い、当時はどこでも流れていた記憶があります。監督はバズ・ラーマンで、目が回るように豪華で、スピード感があり幻想的な映像でした。歌はユアンとニコールの本人の声で歌われていて、ユアンってこんなに歌がうまかったのかと驚愕しました。器用な人ってのはいるんですね。ストーリーよりもあのスピード感とゴージャスな映像と、主演2人の歌と大物アーティストの主題歌を楽しむ映画だと思います。できれば大画面で見るのがいいでしょう。
誰かを愛する事が最高の幸せだと思える作品。
私が見て初めて好きになったミュージカル。この物語は、ムーラン・ルージュで働く高級娼婦サティーンと作家クリスチャンの愛の物語。実は、ムーラン・ルージュの経営は、火の車。ショーの投資家の公爵にサティーンを主役とした新しいショーを見せなければいけないが、台本が未完成。そこでクリスチャンが脚本家に起用される事に。2人は出会い、恋に落ちるが、実は、サティーンは結核に冒されており、結局、2人の愛は、悲劇に終わる。映画の中で使用される曲は、誰もが一度は聞いた事があるはず。歌を聞いていて、あまりに素晴らしく、夢の中にいる様な状態に陥ってしまった。
ポップで悲しい
高級娼婦と貧乏詩人の恋物語。こういうストーリーは昔からたくさんある。王道の悲劇だ。最初はとてもポップで面白い演出なのに、ストーリーが進んでいくにつれてどんどん、シリアスな演出に切り替わっていく。音楽なニルヴァーナやエルトンジョンなど、現代音楽を使用している。アレンジがすばらしく、センスがあり、聞いていてとても楽しい。映像も色鮮やか、しかも、ニコール・キッドマンは人形のように美しい。ラストは娼館の人がみんなでサティーンとクリスチャンを見守ってくれる。いつまでもサティーンを想い続けるクリスチャン。悲しい話でありながらも、なんとなくハッピーエンドな感じがする。
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