ムーラン・ルージュの感想一覧
映画「ムーラン・ルージュ」についての感想が6件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
絢爛豪華なミュージカル映画
ユアン・マグレガーとニコール・キッドマン主演のミュージカルです。主題歌も超豪華で、クリスティーナ・アギレラ、ピンク、リルキム、マイヤが、「レディ・マーマレード」を歌い、当時はどこでも流れていた記憶があります。監督はバズ・ラーマンで、目が回るように豪華で、スピード感があり幻想的な映像でした。歌はユアンとニコールの本人の声で歌われていて、ユアンってこんなに歌がうまかったのかと驚愕しました。器用な人ってのはいるんですね。ストーリーよりもあのスピード感とゴージャスな映像と、主演2人の歌と大物アーティストの主題歌を楽しむ映画だと思います。できれば大画面で見るのがいいでしょう。
誰かを愛する事が最高の幸せだと思える作品。
私が見て初めて好きになったミュージカル。この物語は、ムーラン・ルージュで働く高級娼婦サティーンと作家クリスチャンの愛の物語。実は、ムーラン・ルージュの経営は、火の車。ショーの投資家の公爵にサティーンを主役とした新しいショーを見せなければいけないが、台本が未完成。そこでクリスチャンが脚本家に起用される事に。2人は出会い、恋に落ちるが、実は、サティーンは結核に冒されており、結局、2人の愛は、悲劇に終わる。映画の中で使用される曲は、誰もが一度は聞いた事があるはず。歌を聞いていて、あまりに素晴らしく、夢の中にいる様な状態に陥ってしまった。
ポップで悲しい
高級娼婦と貧乏詩人の恋物語。こういうストーリーは昔からたくさんある。王道の悲劇だ。最初はとてもポップで面白い演出なのに、ストーリーが進んでいくにつれてどんどん、シリアスな演出に切り替わっていく。音楽なニルヴァーナやエルトンジョンなど、現代音楽を使用している。アレンジがすばらしく、センスがあり、聞いていてとても楽しい。映像も色鮮やか、しかも、ニコール・キッドマンは人形のように美しい。ラストは娼館の人がみんなでサティーンとクリスチャンを見守ってくれる。いつまでもサティーンを想い続けるクリスチャン。悲しい話でありながらも、なんとなくハッピーエンドな感じがする。
フランスでも見に行くくらいスキな映画。
とってもユーモア満載で面白いのに、最後は切なく終わる映画。面白い人とか物事が、悲しい運命になる物語って、かなり胸にぐさっとくる。見終わったら、やっぱり悲しい気持ちになるけど、それでも納得できるし、嫌な終わり方ではないのでわたしはこの映画が大好きです。まずニコールがかわいすぎ!ストーリーのなかでは、最初貧乏な主人公をニコールがお金持ちと勘違いしてベットに誘うシーンが面白くて大好きです。主人公の周りの役者3人組?もかわいくておもしろい。見ている私たちの代弁をしてくれるように、2人の運命を笑あり涙ありで見守ります。ハッピーエンドしか嫌だという人にはおすすめしないけど、キャバレーの様子はとっても豪華で、笑いと涙半々なので、おすすめします。わたしはフランスにいったときにこの映画に影響を受けて本場ムーランルージュへいきましたよ!外観はそのままで、フレンチカンカンが見れて最高でした!この感想を読む
売り物には手を出すな キャバレーのおねーさんは社会福祉に貢献している
ユアン・マクレガーとニコール・キッドマンが控え室でキスをするのですが、二コールの唇には真っ赤なルージュが塗ってあり、顔の下半分が真っ赤になったのが見えるシーンがあります。お見事です、ユアンは良い年を取ってきたのだなぁと感心します、トランスポッターのときの少年から素敵に年を取ってミュージカルまでこなせるようになりました。舞台は19世紀末のパリ、キャバレー「ムーラン・ルージュ」そこで貧乏な物書きとお値段の高い娼婦が、恋に落ちると言う、お話。凄いですね、資本はフランスから引っ張ってきたのだと思いました。このムーランルージュはクレイジーホースと並ぶキャバレーです。中の踊り子さんは皆外国人だと聞いています。この映画「ムーランルージュ」のお話は良く聞く、コネクションは大切だ、コネクションで仕事を貰おう、ただ売り物には、手をつけてはいけない、餌をくれる手には、噛み付いてはいけない、と言う厳しい教訓が含...この感想を読む
往年のヒット曲を大胆にアレンジ
ニコール・キッドマンと、ユアン・マクレガーのミュージカル映画です。往年のヒット曲を大胆にアレンジして歌ったりしています。ファットボーイ・スリムの『Because We Can』は、M-1の出囃子になったので有名かも。PINK、クリスティーナアギレラなど、当時売れまくっていたアーティストが歌う、『Lady Marmalade』も凄く好きです。映像演出も素晴らしくて、大好きな作品です。派手で、笑えて、ロマンチックでもあります。ユアン・マクレガーの歌う『ユア・ソング』は鳥肌ものでした。ニコール・キッドマンが、こんなに可憐で可愛く見えた映画は初めてでした。