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好きでない画が、ひとつもない。2011年作品。監督のアキ・カウリスマキはフィンランド人ですが、この作品の舞台は、タイトルにもある通り、フランス・ノルマンディー地方のル・アーブルという港町であり、カウリスマキ映画のミューズであるカティ・オウティネン以外の主要なキャストもフランス人が多くなっています。しかしフィンランドが舞台でなくとも、カウリスマキのエッセンスは十分すぎるほどに詰まっており、どこを切り取っても好きでない画がひとつもなく、溜め息をつきっぱなしの一時間半でした。カウリスマキの映画というのは、こんなにも「ぎこちない」寓話的な作りだのに、胸が痛むほどに人間や風景が近しく感じられ、その場所に旅したような気持ちにいつもさせられます。北欧のしんと冷えた寒さや、空気の澄み具合までが伝わってくるようで、リアリティとは一体なんなんだろ、とカウリスマキの映画を観ると分からなくなります。この作品では、...この感想を読む
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