ミセス・ダウトのあらすじ/作品解説

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ミセス・ダウト

4.384.38
映像
3.83
脚本
4.33
キャスト
4.33
音楽
3.83
演出
4.00
感想数
4
観た人
6

ミセス・ダウトのあらすじ・作品解説

ミセス・ダウトは、離婚した父親が子供たちと一緒にいたい一心で、女装をして元妻の家へ家政婦として潜入するという1993年公開のコメディ映画である。主演は、ロビン・ウィリアムズで、1993年世界興行収入は、441.3百万ドルである。 ロビン・ウィリアムズ扮する7色の声を使い分ける俳優のダニエルは、子煩悩だが、自分の信念を曲げない性格で、仕事中にボスともめてクビになってしまう。失業した夫は、以前からうんざりしていた妻ミランダに離婚を宣言されてしまう。協議の結果、週1回しか子供に会えなくなったダニエルは、ミランダの家政婦募集に、初老のイギリス人婦人に変身して採用され、子供たちのいる家へと潜入することになる。何度もバレそうになるところを持ち前の演技力で乗り切り、子供たちのそばにいれるようになるが、ここから、これまで子供たちと遊ぶだけで家事一切をしてこなかったダニエルによる奮闘と騒動が始まることとなる。

ミセス・ダウトの評価

総合評価
4.384.38
(4件)
映像
3.833.83
脚本
4.334.33
キャスト
4.334.33
音楽
3.833.83
演出
4.004.00

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ミセス・ダウトの感想

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魅力的なミセス・ダウトのキャラが作品の命

深くて可笑しいナンセンスコメディロビン・ウイリアムズ主演の代表的なコメディ「ミセス・ダウト(Mrs. Doubtfire)」。大好きな映画で、劇場やテレビ放映でも観たし、DVDでも何度も観た。この映画の良い所は、離婚訴訟で子どもたちと引き離された主人公の中年男性が仲間の協力を得て女装し(しかも英国出身の大きなおばあちゃん)、亡霊のように家族を守るというありえない設定のドタバタ・ナンセンスコメディーかと思いきや、いまアメリカのみならず世界中で問題になっている離婚による家庭の崩壊、両親の間で葛藤する子供たちの心情を描いているという点だ。あるいは一昔前なら「性格や価値観の不一致」で片づけられていたであろう離婚原因のひとつである“大人の発達障害”について語っているようにも感じられる。ロビン・ウイリアムズ自身、何度も結婚と離婚を繰り返しているし、前妻との間には子どもも何人か居るから余計に説得力がある。ミセス・ダウ...この感想を読む

4.54.5
  • NaraNara
  • 447view
  • 3103文字
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