皆生きることのすばらしさを忘れてる!持ってるものの尊さを教えてやらなきゃ。人生は喜びだ。尊い贈り物だ。
レナード・ロウ
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30年にわたる昏睡から目覚めた患者と、彼を救おうとする医師の闘病生活を、精神科医のオリヴァ-・サックスの実体験による著作を基に描いたヒュ-マン・ドラマ。1990年アメリカ映画で監督ペニ-・マ-シャル(主な作品・ジャンピンジャックフラッシュ、ビッグ、プリティリ-グ、天使の贈り物)出演はロバ-ト・デ・ニ-ロ(主な出演作・タクシ-ドライバ-・ディアハンタ-・アンタッチャブル・ヒ-ト)ロビン・ウィリアムズ(主な出演作・ポパイ・グッドモ-ニングベトナム・フィッシャ-キング・ミセスダウト・グッドウィルハンティング)ほか。スト-リ-は1969年にブロンクスで慢性神経病患者専門のベインブリッジ病院に赴任してきたマルコム・セイヤ-(ロビン・ウィリアムズ)は人付き合いが苦手で患者との接し方で苦労するが、本来の誠実な人柄で真摯に仕事に取り組んでいた。そんなある日患者たちに反射神経が残っていることに気が付いたセイヤ-は、ボ-ルや音楽など様々なものを使った訓練よって患者たちの生気を取り戻すことに成功する。
名作「レナードの朝」映画「レナードの朝」は、確か若かりし頃に倫理の授業で観た記憶がある。良い映画だった。そして、1990年に公開された映画だが、色褪せない「名作」といった印象がある。今回、十数年の時を経て、改めてこの映画を観てみたくなり、観た。その感想を以下に書いていこうと思う。人生はささやかな苦難に溢れている。冒頭のレナードの少年時代のシーンが終わると、セイヤー医師が職を求めて病院にやってくるシーンがある。一応の職は得られたものの希望の職とは遠く、その職場でも器用には立ち回れない様が、自然で丁寧に描かれている。今までの自分自身の経験や感情とも重なって「こういう上手くいかなさってあるよなあ…」と心底感じ入り、一気に映画の世界の中へと引き込まれてしまった。大概人生はささやかな苦難に溢れている。時には、「ささやか」ではないかもしれない。常に順風満帆な人などいない。「レナードの朝」前半部分のセイ...この感想を読む
もうこの映画を鑑賞してからだいぶ時が経っていますが、いまだにあのときの感動が忘れなれないほど強烈に脳裏に焼き付いている作品。フィクションの作品でここまで泣けるものかと自分でもびっくりしてしまいました。付き合いが極端に苦手なマルコム・セイヤー医師を演じるロビン・ウィリアムスの演技が素晴らしすぎて声も出ません。この映画を観てからずっと私は世界No,1俳優はロビン・ウィリアムスだと思っているくらいです。観終わったと、人間って良いな!なんとなく人に優しくしたくなるような優しい心になれる世界有数の名作映画だと思います。今、観ても色褪せない真の名作です。
レナード・ロウ
嗜眠性脳炎の長い眠りから回復した主人公・レナードが、しばらくの日常生活を過ごした後に、真夜中にセイヤー医師を呼び出し、生きることの喜びを抑えきれないように語ったセリフ。