インソムニアのあらすじ/作品解説

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インソムニアのあらすじ・作品解説

白夜と不眠症によって交錯する殺人事件を描いた、1997年に公開されたノルウェーの同名映画のリメイク作品で、2002年に公開されたアメリカのサスペンス映画。監督は「インセプション」「メメント」のクリストファー・ノーラン。 白夜の季節、アラスカの田舎町で17歳の少女が殺害された。ロスから送られたのはやり手だが内部調査対象のドーマー刑事とハップ刑事で、地元からは若手でやる気十分の女刑事エリーが加わった。けれどドーマーは白夜と調査のストレスで不眠状態が続き、濃霧の中で少女の彼氏であった容疑者を追跡中、ハップを誤射してしまい、反射的に虚偽の証言をしてしまう。やがて容疑者として小説家フィンチが浮上するが…。 ドーマーを「ゴッドファーザー」「ヒート」のアル・パチーノ、フィンチを「グッドモーニング、ベトナム」「レナードの朝」のロビン・ウィリアムズ、エリーを「ミリオン・ダラー・ベイビー」「ザ・コア」のヒラリー・スワンク、ハップを「ある貴婦人の肖像」のマーティン・ドノヴァンが演じている。

インソムニアの評価

総合評価
4.004.00
(1件)
映像
4.004.00
脚本
4.504.50
キャスト
4.504.50
音楽
4.004.00
演出
4.504.50

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インソムニアの感想

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上質なサスペンスだが、本当に惜しい

内容自体はかなり上質なサスペンスでおもしろい。ある凶悪事件を解決に導いた英雄的ベテラン刑事ウィル。しかし実はその事件で犯人を有罪にするために証拠の捏造をしていました。そのことで内務調査が行われることになり、同僚刑事がその内務調査を引き受けることになってしまいました。自分の積み上げたキャリアが崩れることを恐れたウィルは今回の事件で、犯人を射撃するとみせかけて同僚刑事を殺してしまう。最初はまったく疑われなかったが、新人刑事が熱心に調査をする中で、次第にウィルが怪しいとにらまれるようになります。自分自身との葛藤や犯人とのかけひきなどは特にみどころで、非常に練られたストーリーです。しかし根本的な話になってしまうのですが、このストーリーに「不眠症」はどう絡んでいるのかよくわからないです。同僚が出世のために寝返ったことに腹が立ち不眠症になったのか、自分の将来が不安になって不眠症になったのか、舞台が...この感想を読む

4.04.0
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