荒野のストレンジャーのあらすじ・作品解説
荒野のストレンジャー(原題:High Plains Drifter)は1973年にアメリカで公開されたクリント・イーストウッドによる監督第2弾及び主演作品である。 ロバート・デイリーが製作総指揮を担当、脚本は「フレンチ・コネクション」のアーネスト・タイディマンとディーン・レイスナーによる共同作業。 数々のイーストウッド出演作品を撮影したブルース・サーティースがこの作品でも撮影に参加している。 共演者はヴェルナ・ブルーム、マリアンナ・ヒル(「エル・コンドル」)、ミッチ・ライアン(「リーサル・ウェポン」「特捜追跡班チェイス」)、イーストウッドと多数共演しているジェフリー・ルイスなどがいる。 1973年公開時の興行収入は約800万ドルで この作品はラーゴという街に現れたある1人のならず者が絡んできた3人の男を倒した後、町の住人に頼まれて護衛をしていくという内容となっている。
荒野のストレンジャーの評価
荒野のストレンジャーの感想
マカロニ・ウエスタンから多くの影響を受けています。
マカロニ・ウエスタンに数多く主演してきたクリント・イーストウッドが、その影響を受けて作り上げたのがこの作品です。火・血・炎をあげる大地などのヴィジュアル・モチーフは、特にこの作品を効果的に表現しています。撮影のブルース・サーティースが、夜間のシーンを含め素晴らしい仕事をしています。流れ者に扮するクリント・イーストウッドは、金鉱掘りの小さなコミュニティーを結束させて巨大企業に立ち向かおうとするのだが、彼は本当にこの町にとっての救世主なのか、はたして悪者なのか?というテーマを観客に突きつけてきます。映画の中ではすさまじいバイオレンスシーンなどもありますが、組織の腐敗を暴いてゆく主人公の姿にすっきりとさせられます。
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