荒野の七人のあらすじ/作品解説

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荒野の七人のあらすじ・作品解説

「荒野の七人」は1960年にアメリカで製作された映画で、監督は「OK牧場の決斗」や「大脱走」の監督としても知られるジョン・スタージェスである。ユル・ブリンナー、スティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソンなど、日本でも人気のあった俳優が出演している。 日本の黒沢明監督が1954年に製作した「七人の侍」が映画の脚本の下敷きになった事でも知られており、登場人物の設定やセリフなども忠実になぞられている部分が多く見受けられる。 舞台は開拓時代のメキシコの寒村で、毎年収穫の時期なると収穫物を奪いに現れる盗賊団に悩まされている村民が、よそ者である七人のガンマンを雇って壮絶な戦いに挑むストーリーである。それぞれのガンマンは個性とキャラクターが強烈であり、ストーリと相まってこの映画の大きな魅力となっている。 1966年から1972年にかけて計4作の続編が製作されている。この映画で使われた音楽はその後TV番組などにおいて多用され、世界中に広く知られるようになった。

荒野の七人の評価

総合評価
4.004.00
(1件)
映像
4.004.00
脚本
4.504.50
キャスト
4.504.50
音楽
4.504.50
演出
4.004.00

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荒野の七人の感想

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子供の頃にみた印象と違う

小学生か中学生の頃にみたときは、ストーリーが明快で善悪がはっきりしてる(作中では七人も善ではないと言っていますが)うえ、ヒーローが悪役をバタバタ倒していく様が大変痛快で好きでした。わくわくさせるような音楽もいいですよね。しかし、映画を沢山みてきた今みると、少し内容が希薄と感じてしまいます。桃太郎的にゲットしていく仲間は動機がすくなく、低報酬にも関わらず参加していきます。そしてあれだけの腕をもちながらあっけなくやられてしまいます。個人的にはバッドエンド好きなので仲間が死んでいく方がいいのですが、少年たちに邪魔されて死んだりとあっけなすぎます。例えば捕らえられて鞭で拷問受けるとか、味方の前で銃殺されるとか、感情移入できるような重いシーンで見せ場をつくってほしかった。そして、あっけないといえば、敵のボスが一番あっけない。あのシーンだけのせいで星は1つ減りますね。あとは、若いカウボーイに恋した女が...この感想を読む

4.04.0
  • ABCDEITOABCDEITO
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  • 545文字

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