スクライドのあらすじ/作品解説

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アニメレビュー数 2,474件

スクライド

4.504.50
映像
4.00
ストーリー
4.13
キャラクター
4.25
声優
4.88
音楽
4.88
感想数
4
観た人
5

スクライドのあらすじ・作品解説

スクライドは、2001年7月から同年12月まで2クール(全26話)放送されたSFバトル系アニメである。本作のあらすじは、原因不明のエネルギーで発生したロストグラウンドを舞台に、アルター能力と呼ばれる特殊な具現化能力に目覚めた少年少女が、二つの勢力(ネイティブアルター、HOLA)で死闘を繰り広げるバトル物で、全編を通して高い作画クオリティを誇り、ストーリーも熱い展開の連続で評価が高かった。 その中でも、特に最終回は二人の主人公、カズマと劉鳳が本編中ひたすら殴りあうと言うインパクト絶大の最後である。この作品を彩るアルター能力の具現化デザインは能力同様千差万別で、人型や生物型など実に個性的だった。アニメを題材にした漫画が少年チャンピオンで掲載され、全5巻の単行本が出ている。内容は、大まかな設定以外アニメと違うので、漫画版を見てからアニメを見ても、その逆でも楽しめる理想的なメディアミックス展開を成し遂げている。

スクライドの評価

総合評価
4.504.50
(4件)
映像
4.004.00
ストーリー
4.134.13
キャラクター
4.254.25
声優
4.884.88
音楽
4.884.88

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スクライドの感想

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男のアニメ

男と男、意地と意地のぶつかり合い、熱い戦いのストーリーまず、スクライドの良いところは男臭い戦いをメインにしたストーリーにあるといえる。アウトローであるカズマ、エリートである劉鳳の対局な二人がダブルヒーローであるところは昨今のアニメにもよくありがちかと思われるがその二人の性格がぶっ飛んでいる。はっきり言って終盤には2人とも狂人の域に達するぐらいヒートアップする二人の対決がこのアニメの醍醐味ではないだろうか。基本その二人の関係を軸に戦闘ものでストーリーは進むのだが物語の主な要素であるアルター能力がその男くささを更に際立てるのである。何故ならアルターは個人の性格が如実に反映されるものだからである。そのため「強いアルター」=「本人の意思の強さ」となり、強いキャラクターほど強い矜持を持っていたりはたまたぶっ飛んだ性格になっていたりするのである。その設定故戦闘ではキャラ同士の意地と意地のぶつかり合...この感想を読む

4.54.5
  • さらさらさらさら
  • 346view
  • 2226文字
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スクライドの登場キャラクター

劉鳳

よみがな:りゅうほう 年齢(作品時):17歳 性別:男性 所属:ホーリー 特徴:不器用ながらも一途な男 価値観:己の信じる正義を貫く 物語上での目的:ネイティブアルター狩りを行い続ける タイプ:勝負事では『相手の負けを宣告する』タイプ かつて:連経済特区を実質統治する名家の子息だった 能力:アルター能力を覚...

シェリス・アジャーニ

よみがな:しぇりすあじゃーに 年齢(作品時):15歳 身長:157cm 体重:47kg 性別:女性 所属:ホーリー隊 価値観:劉鳳に助けてもらい道を示してくれたため、彼を恋慕している 物語上での目的:劉鳳を助けるため、その身と引き換えに劉鳳の傷を癒し消滅した 元:ネイティブアルター 役割:補佐に徹する

君島邦彦

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スクライドの名言

意地があんだよ、男の子にはな

君島邦彦

敵のアルター集団に追い込まれた時に、その場を切り抜けようと銃を向けた時に発した言葉。

謝罪など意味がない。罪は償うしかないのだ。

劉鳳

第10話にて、インナーの目の前で堂々と語った信念。

制御できない力はただの暴力

劉鳳

もう1人の主人公でありライバルでもある劉鳳が主人公カズマとの最初の戦闘で勝利したときに言った台詞

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