微睡む者に目覚めを!目覚めぬ者に永き悪夢を!
天津影久
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無限の住人は、沙村広明による日本の漫画作品である。講談社の月刊アフタヌーン誌に1993年から2012年まで、19年間に渡って連載され、全30巻の単行本が出版されている。 物語の舞台となるのは、江戸時代の日本で、血仙蟲(けっせんちゅう)とよばれる未知の物体を体内に宿している主人公の万次の活躍が描かれている。独特の劇画調の画風と、ド派手なアクションで「ネオ時代劇」という新ジャンルを切り開いたエポックメイキングな作品で、米国やフランスなど海外でも翻訳版が出版されている。2000年には、アメリカで最も権威ある漫画賞であるアイズナー賞最優秀国際作品部門賞を受賞している。 2008年には、アニメ化されATーXで全13話が放送されている。アニメーションはビィートレインが制作を担当し、「爆れつハンター」「hack//SIGN」などで知られる真下耕一が監督を務めた。また、2008年には作家の大迫純一によってノベライズ化もされている。
最強談義無限の住人の話の前に、前置きが長くなることをここに断っておく。おおよそのバトル漫画というもので、強さを議論しだすとキリがない。誰がしが最強、あれより誰それのが強い、それなら奴のほうが相性が……うんぬん。強いってなんだっけ。こう言ってしまえば元も子もないが、漫画において、強さというのは「演出」である。実際の格闘技や剣技、軍事力のような、物理学的に勝敗を左右する明確な強さは存在していない。そもそも漫画というのは、物理学さえ作者のサジ加減でしかないので、強さなど測りようがないのだ。プロレス……と、例えたほうがわかりやすいかもしれない。勝つ方は決まっていて、お決まりの必殺技があって、時折大番狂わせがある、作者の一人プロレス。それがバトル漫画である。これ、決してけなしているわけではない。漫画とはそういうものなのだ。なので、漫画において強い奴とはつまり、「作者が強いと思っている奴」のことな...この感想を読む
全30巻ほどあってまだ僕は半分の15巻ほどしか読んでないのですが、生意気にもレビューあげます。笑この無限の住人ですが、僕はアニメから入りました。アニメも原作に忠実でかなり面白かったです。(いろいろ評価見てみると中々不評らしいですが…)大まかにあらすじを言いますと、舞台は江戸の中期?くらいで主人公はなぜか不死身になる虫に取り憑かれていて過去にたくさんの人を殺めています。その主人公が罪滅ぼし?かでこれからは悪党を千人切ると誓います。そんな主人公の前に両親を道場破りを続けている逸刀流の連中に殺された娘が現れます。その少女の復讐の助太刀として一緒に冒険するという感じです。沢山の人間を殺してきてなお死ねない主人公の苦悩、復讐に燃えながらも葛藤を続ける少女や敵の逸刀流の連中も魅力的な奴が多くてとにかくキャラや設定がいいです!画力はバトルシーンは僕だけなのか、何がどうなってるか分かりづらい場面が多かった...この感想を読む
天津影久
天津率いる逸刀流が4人で徳川の城に奇襲をかける前に天津が言ったセリフ